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8 Presents 通信

お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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2024/11/28(Thu)15:32

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ブログ大流行の中で・・・

2008/01/24(Thu)01:48

 先日ネットサーフィンをしていたら、食べ歩きをメインに紹介しているブログをみつけました。
もちろん筆者は全くの見知らぬ人なのですが、同じ食べ物について書いているということでちょっと見てみると、とても気になったくだりがありました。
それは・・・
「元々外食が好きだった。せっかくだからその料理のおいしい様子を伝えたくてこのブログを書き始めたのだが、テーブルに運ばれてきたらまず写真を撮らなくてはならない。だから、ここのところ最もおいしい状態で食べたためしがない(苦笑)」
というものです。

私はこれを見て、妙に納得。
まさに同じだからです。
まぁ、お料理に比べるとお菓子のほうがまだ食べ頃は限られていないように思いますが、運ばれてすぐ、おいしそう~の思いが一番盛り上がっているその勢いでいただきたいところ、それをぐっと我慢して写真を撮る。それもあれこれいろんな角度から。さらに、一口食べたところで、その断面を収めたいからまた撮る、と、こんな感じ。
これでは自分もさることながら、一緒に食べている方もなんだか興ざめですよね!?
ましてやブログなどに関心がない場合、コレにつき合わされたら相当キツそう。

お料理となれば、特に熱々のものなんかは、運ばれてきたその直後にフウフウしながら口に運びたいものです。
けれど、やはりブログに載せるとなると、同じようにその熱々のおいしそうな状態の写真を撮りたいですから、その食べ時をぐっと我慢して、写真に収めるのですよね。
すると、必然的に最高においしい食べ時は過ぎ、冷めるまでは行かないものの、ジュージューがおさまった頃に箸をつける、ということになります。

これは仕方が無いことなのですが、でもこれだとなんだかおいしい時をレポートするはずなのに、最高の状態を味わわずして感想を書く、ということになりかねません。
もちろん何度も食べているものならいざ知らず、初めてトライするものだとしたら、微妙なところ。

写真は我慢し、実際に味わってそれを如何においしかったと伝えるか、それとも写真をとてもおいしそうに撮り、その写真の状態を想像して如何においしそうに伝えるか、究極の選択です。

これと似たようなものが旅行先での記念撮影にもいえます。

素晴らしい景色や建造物を目の当たりにし、興奮して写真に収め続ける、また美術館などの作品を片っ端から撮り続ける、さらに、ショーなどでもシーンが変わるたび毎回撮り続け、ストーリーがよくわからなかったなんてこともありましたっけ。
帰宅してから写真を見るとそれはそれで楽しいのですが、実際写真を撮ることばかりに気を取られ、自分の目にしっかりと焼き付けていなかったことを後悔したりすることも少なくありません。

実は以前ツアーで海外旅行に行ったとき、見学先で皆熱心に写真を撮っていたら、ガイドの方が、「写真もいいですが、せっかくですからご自身の目でしっかりと本物を見ていってください。」とアドバイスしていたことがありました。
確かに。

とはいえ、この両方を確実にこなせなくてはならない方々もいます。
それは例えば様々な記者やジャーナリストといわれる職業の方です。
まぁ中には写真に収めるカメラマンとそれを伝える記者と役割分担する場合もありますが、そうではなく一人二役でレポートすることも普通にあります。
そういった場合、やはりこのどちらもが当たり前にこなせなくては仕事になりませんから、この限られた短い時間内でどうやりくりするかにかかわってくるのでしょう。

こうして考えると、ブログでの食べ物レポートも場数を踏んで、そのやりくりをどのようにうまくこなすかということにかかってくるのですよね。

ブログの大流行で、今や殆どの人がアーティストや記者やジャーナリスト状態。
おそらく、少しでもよりよいものが書けるよう、素人の方々も日々研究しているでしょうから、本業の方々もウカウカしていられないでしょうねぇ。

でも考えようによっては、プロもアマもみんなが勉強熱心になって、全体的にレベルアップしていくのでしょうから、ブログの流行も喜ばしいことなのかもと、考えるこの頃です。

私も最高においしい時を写真でも、そして自身の視覚、味覚でも堪能できるよう、練習を重ねたいものです。
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No.78|その日の出来事Comment(0)Trackback

食糧難ならぬ食材難の危機

2008/01/21(Mon)01:49

 最近、食材難の危機に直面しています。

まず、バター。
一般家庭ではあまり実感は湧かないと思うのですが、実はお菓子や食品業界ではかなり深刻な状況のようです。
というのも、原料となる生乳の不足により、メーカーが利益幅の少ない業務用バターの生産を縮小しているらしいのです。

たまたまこちらのケーキサークルでは昨年後半にバターを使ったメニューが無かったこと、そして秋より2カ月お休みになってしまったので、別段バターが無くては困るという状況にはならなかったため気が付かなかったのですが、お菓子関係の友人や知り合いからバターが手に入らなくてとても困っているという話を聞き調べてみると、これが本当に信じられない位どの通販の業者においても、品切れ。

それでは実際店頭ではどうかと見に行くと、こちらも全く同じ状況。
こんなことってあるのですね。

この業界においてバターが手に入らないというのはかなり致命的なこと。
お店によっては定番メニューが提供できない、お教室においてもテキストのレシピを変更しなければならないといった事態も起こります。
ある意味“あるのが当たり前な食材”ですから、それがなくなったときの衝撃は相当なものです。

次に、こちらは品切れにはならないまでも、値上げの衝撃、小麦粉です。
小麦粉もバターと同じく業界には無くてはならない、そしてあるのが当たり前な食材ですので、それが値上げとなるとかなりの打撃です。
これもちょっと心配になり、いつも行くスーパーにチェックに行くと、案の定、これまでより6円値上がりしていました。
すでに来たか・・・という感じ。

ちなみに唯一の救いはバターも家庭用ならば普通に売られていること。
ただ、業務用に比べ若干割高。
なので、小麦粉の値上がりと合わせ、この割高なバターを買うしかないという状況は、やはり業界で商売をしているものとしては厳しいことなのです。

とはいえ、ずっとそれらを使わないメニューばかりにするわけにもいかず、当ケーキサークルでも来月はバター、小麦粉、そのどちらも多く使用するメニュー。
せめて家庭用バターがなくならないことを祈ります。


と、ここまでは業界共通の話題ですが、ここからは今月のわがケーキサークルにおける困った食材。
それは何かというと、小豆の甘納豆です。

それが何か?という感じなのですが、これがまた信じられないくらいに店頭に見当たらないのです。
でもこれにおいては品切れというか、元々扱いが無い様子。

当初、昨年の暮れに試作を始めた時は、普通にスーパーの和菓子コーナーに並んでいて、それを1袋購入しました。
そのときは少なくともそのお店にはまだまだ在庫がありそうな感じだったので、特に買い置きすることもしませんでした。

そして、いざ今月のクラスが始まり、調達に行くと、はじめに購入したお店はおろか、行けども行けどもスーパーに無い!
家の近辺、隣の駅のスーパー、コンビニ、お菓子屋さん、ちょっとご高齢者の顧客が多そうな食料品店を含め、12,3軒は行きましたが全滅。
色々な種類のお豆が入ったアソートのようなものはあるのですが、小豆だけというのが無いのです。

そこで、ふと名案(?)を思いつきました。
というのは、この近辺は寺町で、参道には昔からのおせんべいやさんやお豆やさん、お豆腐やさんといった個人商店が多いのですが、その中にちょっと有名な甘納豆やさんがあったことを思い出したのです。

なんだ、最初からそこに行けばよかったと、ほっとし自転車を走らせると・・・
なんとあるはずの場所に無い、というかシャッターも閉まっている上、看板すらないのです。

週末にしまっているはずがないと思い、帰宅しネットで調べたところ、どうやら数年前に廃業したようでした。
ガ~ン・・・。
私個人としては実は甘納豆はあまり好きというわけではなく、自分で買ってまで食べるものではなかったので、そのお店が閉店していたことすら知らなかったのです。

甘納豆、最近は需要がなくなってしまったのでしょうか?
そんなに珍しいものなの~?
自分としては甘納豆も“普通にあって当然な食べ物”だったのですけれどねぇ。

それとも、これも原料不足なのでしょうか?
でも、同じ小豆でも、ゆで小豆や、こしあん、つぶあんといったものはどこにでも売られているのですよね。

あ~困った。
私にとっては当座一番の危機は、バターでもなく、小麦粉でもなく、この小豆の甘納豆が手に入らないことです!

ちなみに、結局散々探しまくった挙句、なぜか見落としていた家から2番目に近いスーパーに売っていて事なきを得ましたが・・・。
でも、万が一、そのお店が品切れになったらアウト。
今のところ在庫はたくさんあるようでしたが、前例もあるし、買いだめしておかなくちゃ(苦笑)。

No.76|その日の出来事Comment(0)Trackback

懐かしいケガ2つ

2008/01/20(Sun)03:42

 この一ヶ月の間に小学生以来の懐かしい怪我を2回しました。

1つはたんこぶ。
一番直近に出来たたんこぶ、記憶にあるのは小学校の時、いとこの家で、同い年のいとこをおんぶした状態で階段から落ちた時でしょうか。
額にぷっくりと大きなたんこぶができ、とても痛かった思い出があります。
たんこぶなんてそうそう出きるものではないので、私が覚えている限り、それが最後だった気がします。

そして2つめは血豆。
ドアにはさんだりしてできる、あの血の塊ですが、それこそもう最後にできたのはいつだったのか記憶に無いほど。

それがこの一ヶ月のうちに、両方とも一気に再来!?

たんこぶはベランダの物干し竿を動かそうとして手がすべり、洗濯物がたくさんかかった状態で頭の上に思いっきり落ちてきました。
そういうシチュエーションの時、よく漫画などで頭の上に星が飛んだりしていますが、まさにそんな感じ(笑)。
一瞬何が起こったの!?という感じなのですが、しばらくしてふと我に返ると、ジーンと凄い傷みがじわじわやってくるのですよね。

思わず手を当てると、その部分は感覚が無く、しかもなんとなく腫れています。
もしや、とちょっとワクワクしながら様子を見ていたら、やっぱりぷっくり膨らんできました。
あ~やっぱりたんこぶだぁ。
本当は涙が出た位に痛かったのですが、それと同時に、このちょっぴり懐かしい手触りについうれしくなってしまいました。

そして血豆のほうはまさにドアに指を挟んでできました。
私はかなりのおっちょこちょいで、ドアに指を挟むとか何かにぶつけるとか日常茶飯事なのですが、不思議と血豆というものはあまりできたことがありませんでした。

ところが、先日指を挟んだとき、これもあまりの痛さに涙が出たのですが、挟んだ人差し指の先を見ると、なんと赤黒くなっています。
まさか血豆になるとは予測もしていなかったので、ちょっと驚き。
みるみるうちに指先に5mmほどのほくろが出現しました。

血豆の最後ってどうなって消えていくのだったかなぁと思いつつ、4日経った今でもまだくっきりとほくろがあります。

さすがに4日経つと見慣れてくるものの、始めの2日くらいは慣れなくて、ついつい何か付いているのかと勘違いしてゴシゴシ洗いそうになって痛い思いをしました(苦笑)。

本当に昔から生傷の絶えない女でしたが、それは未だ健在。
それに今は仕事柄刃物や火を使うことが多いので、輪を掛けて常に傷もの状態です。

早速今日もオーブンから出したての器を触って、親指の先をやけど。
これもよりによって同じ側の手~(泣)。

なので、今私の右手の健常者は子供たちだけです(苦笑)。

No.75|その日の出来事Comment(0)Trackback

子供時代のアイドル参上

2008/01/16(Wed)01:57

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 タイトルからすると、おそらくピンクレディとかキャンディーズとかの話題(古すぎてすみません)!?と思われそうですが、そうではありません。
そして、このブログの特性上、ケーキやお菓子?と推測されそうですが、残念ながらそれも違います。
実は昆虫のてんとうむしのことなのです。

今は考えられないのですが、子供の頃は昆虫が大好きで、よく公園に行っては探して集めていました。
しじみちょう、カマキリ、アリ、カミキリムシ、バッタ、こおろぎ、トンボ、そして足長おじさんと呼んでいた、ウスバカゲロウなどなど。
なかでもこのてんとうむしは姉弟揃って大好きで、姉である私はてんとうむし好きの弟に、てんとうむしの歌なるものを作って歌ってあげたりもしていました。
今でもまだ歌えます(笑)。
そういえば、ちゃんとした“てんとう虫のサンバ”という名曲もありますね・・・。
そのほか、時計やペンダントといったグッズもよく集めてました。

そんなてんとうむし、最近はめったにお目にかからなくなったのですが、先日なぜか家のテーブルの上に出没。
どこからやってきたのか不明ですが、白いテーブルトップの上を歩いていました。
黒い背中に大きな赤いマルが2つ。
やっぱりかわいい!
突然の遭遇に、私は見とれてしまい、しばらくその動きをおっていましたが、どうせ逃がしてあげるなら、これは写真に収めなくてはとすかさずデジカメを取り出しました。

ところが、とにかく動き回るので、写真がうまく撮れません。
お願いだからじっとしていて~。

この模様のてんとうむし、私は昔“ニホシテントウ”と呼んでいたのですが、正式には、“ナミテントウ”というようです。
固有名詞に“ホシ”と入るのは、ナナホシ、アカホシ、シロホシ、トホシ、ニジュウヤホシ、オオニジュウヤホシで、それ以外は名前にホシが入らないようです。
そしてさらに驚いたのは、てんとうむしは種類によって、肉食、菌類食、草食と分かれるそうで、このナミテントウくんは肉食。
肉食といってもお肉をバクバク食べるのではなくて、アブラムシだそうですが(笑)。

虫っていうと、成長するにつれ、わぁ、気持ち悪いって言う感情に変わっていきますが、
子供は好きですよね。
そういえば、かつての仮面ライダーも、確か元はバッタ?でしたっけ。
そして、最近でも様々な虫が登場するムシキングというゲームが大流行していました。
いつの時代も、虫は子供にとってアイドルでありとても興味深いものなのでしょう。

中にはたまに大人向けのかわいい虫たちがモチーフになっているものを見かけることも。
以前行った恵比寿のウエスティンホテルのビュッフェにもてんとうむしが乗ったケーキがありましたし、九品仏にあるパーラーローレルにも確かミツバチの乗ったケーキがあったような。
また、森英恵さんの商品にも蝶がモチーフになっているものがあったりしますよね!?
限定されますが、虫は私たち人間にとって身近な愛すべき存在なのかもしれません。

とはいえ・・・ゴキブリと毛虫だけはどう考えても勘弁です~!

No.73|その日の出来事Comment(0)Trackback

お客様と掃除

2008/01/11(Fri)19:56

 年があけてから早や11日が過ぎました。
ブログも3日に更新してから、すっかりご無沙汰。
ここのところ、比較的マメに更新していただけに、物凄くサボってる感じがしますねぇ(苦笑)。

最後に日記を更新してからの毎日はというと・・・
これがまた7日まで、来客の日々でした。
基本的に家にお客様をお呼びするのは好きなので、決して苦にはならないのですが、連日だとちょっと他のことに手が回らずきつかったりします。
引越しの時の買い物と同じでしょうか。
あれこれとインテリアや雑貨をコーディネートし、色々探し回るのは好きなのですが、家中全部一気にとなるとちょっとしんどい。
それに近い感覚かなぁ。

でもでも実は何が一番苦手って、やっぱり掃除デス、ハイ。
来客におもてなしはつき物ですが、なかでも掃除は最低限ですからね。

以前お菓子を習っていた頃、先生が、お菓子作りは最後の片付け、掃除までも含みます、という意味合いのことをおっしゃられていました。
そのお言葉は最もと納得していましたし、私も同感です。
実際その先生もご多忙なのにもかかわらず、レッスン後はきちんとアシスタントの方と一緒に床を拭いたり、道具の片付けをされていました。
私にとってその姿は尊敬に値するものでしたし、説得力がありました。


そんなこともあり、掃除をせずにお客様をお呼びするのはやはり自分の中でイヤなのですが、基本、掃除嫌い。
どうしたらよいものか。
何十年やってきても、どうも楽しいと思えません。
洗い物は食器、洗濯どちらも結構好きなのですけれどね。
こればっかりは理屈ではないのかもしれません。

でも、そういう人間こそ、人様にお越しいただくことが必要なのですよね。
だって、来客が無かったら、ほとんど掃除しない生活になりそうですから(苦笑)。
我が家がホコリの丘にはなっても、山にならないのは、お客様のおかげかもしれません。
料理と同じですね。
ってことは定期的な来客が解決策!?

さぁ、今週末もまたお客様。
今回はアフタヌーンティの時間なので、私としては結構楽しみなイベントでもあります。
何を用意しようかなぁ。

その前に掃除、掃除!

No.69|その日の出来事Comment(0)Trackback

新年明けましておめでとうございます

2008/01/03(Thu)01:30

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
と、もうすでに今年に入って3日も経ってしまったのですねぇ・・・早い。

毎年1日は実家に家族が集合し、先日のブログに書いたように母の手作りのおせちをいただきながらワイワイと団欒。
今年も例年のごとく、食卓には盛りだくさんのお料理が並んでいます。
煮豚、なます、お煮しめ、黒豆、焼き物、変わりきんとん、昆布巻き等々、どれから箸をつけようかなぁと迷いつつ、まずはごぼうの煮物から。

ん!?なぜか妙にしょっぱい。
母はどちらかというとかなり薄味のほうで、人によっては物足りないと思うくらいなのに今年のごぼうは塩っ気が強かったのです。

たまたまかなぁなんて思いつつ、次は焼き物の海老に。
とても立派な海老で味噌がたまらなくおいしそうな香りを漂わせています。
頭を取ってかぶりつくと、ん!?これまたしょっぱい。
どうしたのかなぁ、もしや自分の舌がおかしいのかなぁと思っていた矢先、弟が、
「海老がやたらしょっぱい」と言い出しました。
すかさず私も「そうそう。それからごぼうも。」と言うと、次々一斉に、自分もそう思ったとの声。

その感想に母は驚き、自分の作った料理を改めて口にして、その塩っ気の強さに納得している様子。
でもどうしてそんなにしょっぱくなったのかしら?いつもと同じに作っているのに・・・。
とかなり不思議そうです。

そこでいろいろ思い返した結果、使った塩としょうゆがいつもと異なっていたことが判明。
どうやら、父が何も考えず安かったからと購入した調味料をそのまま使って、いつもどおり作ってしまった結果、この味になってしまったようでした。
確かに塩やしょうゆを使っていない感じのものはいつもどおり母の味です。

う~ん、なるほど。
塩やしょうゆってみんな同じではないのですよね。

同じしょっぱいといっても、しょっぱいの後にまろやかな後味が広がるものと、単純にとがったしょっぱさだけのものなど色々あります。

今回のお塩はまさにその後者のとがった感じ。
塩~というかなり強烈なしょっぱさがまず来て、そのまま最後まで貫き通す、そんな味なのです。

ですから、どれを食べてもかなり塩気のインパクトが強く、脳に記憶されるのはただしょっぱい、という味。

私はこの塩っ気がかなり苦手で、塩気の強いものを食べると、おいしいまずいの前にまず鼻の奥が痛くなってきます。
なので、塩っ気を感じると、怖くて次に進めなくなってしまうのですよねぇ。

そんな会話をしつつ、「調味料の選び方や使い方って本当に大切。やっぱりきちんと確認しなくては」と、お正月早々皆で調味料談義をしてしまいました(笑)。

お菓子を作る時に使うお砂糖も、上白糖とグラニュー糖では微妙に甘さの感じ方が異なってきたりしますから、調味料を知るということは重要なことなのですよね。

これは後になってわかったのですが、実は各自が母の料理をしょっぱいと感じたとき、皆、まず自分の味覚がおかしいのかと感じ、次に食べたものがまたしょっぱかったとき、もしかすると母が年老いたせいで舌の感覚がおかしくなってしまったのではと心配になったとか。

やはり、母も皆にそういう心配を生じさせる年齢になってしまったのだなぁとちょっぴり寂しくなりましたが、実際は単なる調味料の使い間違い。

ということで、最後はほっと安堵した元旦の宴でした。

それにしても、あんなにたくさん作ってしまったお料理、どうするのでしょう。
無理やり摂取するのも身体に悪そうで怖いし・・・。
そちらの方が心配!?





No.68|その日の出来事Comment(0)Trackback

今年もお世話になりました

2007/12/31(Mon)22:17

 今年も今日で最後。
新居での初でもありながら、ブログを始めてからも初めて迎える年末年始です。

いきなりですが、皆様はおせちをお作りになりますか?
私はもっぱら実家に頼りっぱなし(苦笑)。
そもそもそれほどおせち料理が大好き、というほどでもない上、家族が少ないので作った後の消費のことを考えるとつい作る気力がなくなってしまいます。
やはり色々と多くのものを食べたいですし、かといって、連日食べ続けるのもキツイ。
なので、もうおせちは母の手作りでというのが定番となってしまいました。
(作れるかわからないというのも本音ですが・・・)

母は私と違って料理が大好き。
今でもおせちはほとんど手作りです。
当たり前ですが、お煮しめも野菜ごと一種づつ煮るので、せまいキッチンには道具が収まりきれず、玄関や廊下まで鍋だらけ(笑)。
黒豆やらきんとんやら伊達巻、酢の物などなど、これもまた物凄い量です。

ここ数年は孫も増えたので、ますます張り切って作っていますが、口数が増えてもやはり食べる量に限界ありで、大抵お正月が開けても数日残っています。

それでも毎年毎年作り続けるその心意気が凄いなぁと我が母ながら感心してしまいます。
歳をとって身体的にもきついようですし、父も気遣って、今年で終わりにしたら?なんてアドヴァイスしているようですが、本人はまだまだ作り続ける気満々でいます。

少し前までは、作らない派の私にとってはそれが逆にプレッシャーで、早く作るの止めてくれないかなぁなんて思ったりもしましたが、最近はそうやって一生懸命作ってくれる母に感謝するとともに、元気でいてくれている事をうれしく思うようになりました。

もちろん今年もたくさん用意してくれているよう。
数時間後が楽しみです。

一方、私はこれからお正月の食後のデザート作り。
おせちは母、その後のデザートは私。
私にとっては毎年この大晦日に作るケーキがおせちみたいな存在です。


さて、最後になりましたが、一年間お世話になりました。
今年は思うようにお教室やお菓子の活動ができず、皆さんにもご迷惑をおかけいたしましたが、来年はこれまで以上に8presentsのモットーである“楽しくて、ためになる”クラスが提供できるよう、より一層頑張りたいと思います。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。


No.67|その日の出来事Comment(0)Trackback

鏡餅のみかん

2007/12/30(Sun)03:57

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日付変更を待って、待望の(?)お正月飾りをしました。
といっても外は大雨、門松は夜が明けてからにすることにし、まずは鏡餅。

御餅はすでに購入してあり、上に載せるみかんは、以前実家からもらったものがあったのでそれでいいかなぁなんて思っていたのですが、いざ載せてみると、この大きさの御餅には大きくて全くアンバランス。
というか、それ以前に大きすぎて載りません(苦笑)。

でも思い立ったら即実行したくなる性分ゆえ、なんとか今この鏡餅を飾りたい・・・。
う~ん、何か代用品はないかなぁ、と考えた末に浮かんだのが和紙。

そう、この写真のみかんは和紙で作ったものなのです。

和紙はラッピングで使用することがあるため、普段から何枚かストックしてあるのですが、それの中にちょうどみかんの色とヘタの色に近いものがあったので、作ってみました。

相変らず不器用なので、あまり美しくはないのですが、まぁそれが逆に手作りっぽくて味があるかなぁなんて自己満足しています。

洋室のサロンでの飾りなので和洋折衷(笑)。

さぁ、あとは明るくなったら門松の出番です!

No.65|その日の出来事Comment(0)Trackback

お正月飾り

2007/12/29(Sat)01:37

 毎年お正月飾りの類は30日や31日とぎりぎりに調達することが多いのですが、今年は新しい家で初のお正月、その上、年末年始に来客があるということもあり、通常より早くに門松、お供えの鏡餅、ちょっとした飾りを買い揃えました。

さあ、あとはこれをどこに飾るか決めて、セッティングしたらお正月の準備万端と思っていたら・・・。

常識だとは思いますが、実は門松やお供えのお餅等、いわゆるお正月飾りといわれるものは、12月28日までに飾らなければいけないそうなのです。

この常識、お恥ずかしいことに私は全く知らず、今回始めて知ることになりました。

そもそも実家で母が用意して飾っていたのは見ていたものの、いつ飾っているとか、どこに何を飾っているとかなどあまり興味もなく、聞くこともしなかったので知識ほぼゼロの状態。

これまでも自宅で自己流に飾っていましたが、なにも考えず、気づいた時点で適当に飾ってきました。

ところが、今年は家が変わり、飾る場所も当然のことながらこれまでと異なっているため、どこに何を飾ろうかと珍しく考えはじめ、どうせならちょっと調べてみようかなぁと本やネットで調べてみたらこの情報が。

しかも、29日は“苦”をイメージするのでこの日に飾るのは絶対にNG。
さらに31日も“一夜飾り”といって縁起がよくないので、これまたNG。
今日はもう29日。
え~じゃ、じゃあ今年はもう飾れないの~!?
と思いきや、唯一30日があるではありませんか、ホッ。

と思ったのもつかの間、色々見ているうち、30日も31日と同じ扱いの一夜飾りでNGなんて情報も出てきて、これは困った。

せっかく新居で初めて迎えるお正月なのに、飾り無しですかぁ。

でもでもいいんです。
だって一説には30日はOKと言っているものもあるのですから、明日、忘れずに飾ります。

こういう常識、もっと早くに知っておくべきでした。
いや、やはり知らない方が惑わされなくてよかったのか、どちらでしょう・・・。

それにしても、またまた自分の非常識が明るみに(苦笑)。

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真っ赤だなぁ~♪

2007/12/12(Wed)20:16

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 以前このブログでもお伝えしましたが、新居の目の前は公園です。
紅葉山の名の通り紅葉がとてもきれいです。

紅葉というとなんとなく秋というイメージですが、都内だとどうしても
秋にきれいな紅葉を求めるのは難しいようですね。
部屋には冬の風物詩、クリスマスツリー、そして窓の向こうはもみじ、
となんとなくちぐはぐではありますが、それは2パターン楽しめるとい
うことで。

写真は窓からの景色と、落ちていたもみじの葉っぱです。

改めて見ると、もみじの葉っぱ、かわいいですね。

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