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8 Presents 通信

お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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2024/11/23(Sat)09:23

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“おもてなしの心を持った本物のレストラン”のデザート

2009/06/08(Mon)21:17

本日は乃木坂にあるフレンチレストラン、Chez Pierreさんのケーキ2種をご紹介。

Sicilien Pistache(シシリエン・ピスタシェ)、St-Marc(サンマルク)です。

P1140999.JPG 
サンマルクはとても有名なフランスの銘菓。

アーモンド入りのビスキュイでガナッシュ、クレームシャンティをサンドし、上面をカラメリゼしたものです。

ここのカラメリゼは驚くほどしっかり。
パリッと言うより、がっちりという感じで、フォークで切るのはかなり困難。
でもそれだけしっかりと焼きこまれているので、カリカリ。
まさに“飴”を体感できます。

また十分な甘さに比例して、苦味もそれなりに。
中のクリーム類ともちょうど良いバランスが保たれています。

P1140998.JPG一方のシシリエン・ピスタシェは軽めのムース。

上下がピスタチオの薄い生地、中には何かオレンジ色のムース(アプリコット?マンゴー?パッションフルーツ?う~ん残念ながら、判断できず)、底には苺のマリネらしきものが入っています。

ピスタチオにしても、ムースにしても、苺にしても、どれもがあまり強い個性を発していないため、ややインパクトに欠ける印象です。
ただし、決しておいしくないという意味ではないので、誤解なきよう。

いただく順序がサンマルクの後だっただけに、余計淡白に感じたのかもしれません。

さて、このChez Pierreさんのお店、実は母の大のお気に入り。
ここのところ誰かと食事に行くというと、決まってこちらを紹介しているようです。
最近の外食の話を聞くと、大抵がこのピエールさん、笑。

かくいう私も始めは2年前くらいに母に連れて行ってもらったのでした。

今回は甥の(母にとっては孫)9歳の誕生日パーティをするために、母そして父と弟家族ご一行様~で訪れたそうで・・・。

とはいえ、9歳の甥はすでに3回目。
驚くことに、保育園児の時初めて伺った際に描いたピエールさんの似顔絵をいまだ店内に飾ってくださっているのだとか。
ありがたいことです。
彼にとって一生の思い出になるでしょうねぇ。

それを知った甥は今回も誇らしげに絵を描かせてと申し出たようですが、父親(弟)に、「今はもう止めとけ」と一蹴されたらしい。

お気の毒(苦笑)。

それはさておき、ここのお店は店主ピエールさんが本当にすばらしい方。
気取らず、温かく、誠実に、というおもてなしの心をきちんと持った本物のレストランなのではと思います。
もちろんお味も良いし、少々ウルサイ(?)母が気に入るのも納得できます。

お土産のケーキだけでも十分嬉しいですが、出来れば、是非また素敵なあのピエールさんとおいしいお料理にお目にかかりたいものです。

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No.576|お菓子Comment(0)Trackback

アイスクリームの存在感 at パフェ

2009/06/05(Fri)21:42

朝から雨。
だからというわけではないのですが、今日は家で一日事務作業。

HP更新の準備をしたり、レシピを作ったり、写真をアップしたりなどなど。

雨だと自転車にも乗れず、体がなまるので、ステッパーをしたり、時折、家の中を行ったり来たり。

途中、過去のケーキの写真を整理していたら、たまらなくパフェが食べたくなり、家にあった材料で即席パフェもどきを作ることに。

P1140971.JPG材料はこちら。
なぜかあった無印(?)のバナナバウム、そしてちょうどよい感じに熟れたバナナ。
これに、生クリームとクーベルチュール。
とりあえずこれで作ってみました。

といっても、器に盛り付けただけですが・・・。

P1140975.JPG
カットしたバウムクーヘンとバナナ、そして間にあわ立てた生クリームと溶かしたクーベルチュールを交互に器に盛って出来上がり♪

バナナが程よく熟れていて、おいしかったのですが、何か物足りない・・・
そうです、アイスクリームです。
アイスクリームがないとひんやり感に欠けるので、なんとなくしっくり来ません。

普段はパフェを食べる時、正直アイスクリームは無くても良いかななんて感じていましたが、いざ無しで食べてみると、やはりバランスが悪いです。
あの甘くて冷たい食感が、全体を引き締める感じ。
意外でした。

思わぬところで、アイスクリームの存在の大きさを実感。

やっぱりパフェにはアイスクリームが必要不可欠なのですねぇ。

そこでアイスクリームに敬意を表して(?)一句。

“無くなって 初めてわかる ありがたさ ”


P1140992.JPG






ふとみたら今日のシャツもバナナ柄。











No.573|お菓子Comment(0)Trackback

なんだか楽しいアイスドーナツ

2009/06/03(Wed)20:11

タイトルどおり凍らせて食べるドーナツです。
スーパーのパンコーナーで偶然見つけた袋入りのドーナツ。

P1140968.JPG
パッケージには“凍らせるとおいしい!”と明記されてます。
裏には、冷やしてもおいしいとあります、笑。


P1140970.JPG

一体どんなドーナツなの?
と開封するも、一見普通のオールドファッションタイプのドーナツ。

とりあえず、冷凍もせず、さらに冷やしもせず、常温で挑戦してみることに。

これまた見かけどおり、普通のオールドファッションのドーナツ。
口に入れた瞬間はしっとりとした食感ですが、後味はややポソポソ。

せっかくなので冷凍して食べてみました。

う~ん確かに、さくっとした食感ではあります。
冷たいのに、食感は焼きたてな感じのサクッと感。
なんとも不思議です。

おそらく微粒の氷の粒が生地に入ってるからなのか、常温でいただくよりはパサパサした感じはしません。
そういう意味ではこちらの方がおいしいのかも。

P1140969.JPGご丁寧にも解凍後の時間の経過によって変化する食感について説明されています。
これは素晴らしい。

失礼ながら、100円ちょっとの安価な大量生産袋菓子、にもかかわらず、手が込んでいます。

しかも、食べ方も冷凍、冷蔵、常温と3通りも楽しめるというのですから、お得。

なるほど、一袋3個入り、一つづつ別の食べ方で楽しめます。
一袋で3度おいしい~♪

ちなみに、冷凍庫から出したてをいただきましたが、説明にあるカリカリというよりは、さらに経過した状態の説明にあるサクサクに近いでしょうか、私の場合。
もっと凍らせるのかもしれませんが、その場合“歯が弱い方はお気をつけください”とのこと(注意書きより)。

味というより、この十分なエンターテイメント性がワクワク楽しいドーナツかも。

No.571|お菓子Comment(0)Trackback

スイーツそれともオブジェ?Michel Cluizelのmacarolats

2009/05/26(Tue)22:12

昨日お知らせしたパリみやげのsweets、Michel Cluizelのmacarolatsです。

aae96e8f.jpg
一見すると、マカロン。
でもよく見ると、質感が違います。
キャンドル?クレヨン?ブリキのおもちゃ?
見れば見るほどなんだかわからない不思議な物体。


78c1e7e0.jpg

しかし、名前を見ると即判明。
macarolats  そう、macaron+chocolats
ということで、その実態は・・・macaronの姿をしたchocolatsでした!

かわいらしいルックス。
先述のように、マカロンなのかチョコなのか、はたまた食べ物なのかオブジェなのか、このよくわからないところがまたなんとも言えず魅力的。

P1140878.JPGビジュアル重視のスイーツは、殊、味にあまり期待できないことが多い中、こちらのチョコレートは濃厚な味わいのしっかりとしたショコラ。

それもそのはず、Michel Cluizelといえば、チョコレートの原料であるカカオ豆の自社農園を持ち、サトウキビからバニラ作り、そしてフランスの自社工場で加工、と全てのプロセスを手がけているという、1948年創業の老舗のショコラティエなのだとか。

私は知らなかったのですが、日本でもPLAZAなどのイベントにて期間限定で扱いがあるようです。

このmacarolats は私がいただいたパッションフルーツ、フランボワーズ、シトロンヴェールの3種入りのほか、キャラメル、プラリネのセットもあるようでした。

あまり可愛いので、窓際で写真を撮っていたら、まだ5月、しかも北窓だというのにあっという間に溶け出し手がベタベタに。

う~ん、やはり良質なチョコレートです。

いつも楽しいおみやげ、ありがとうございます。

No.563|お菓子Comment(0)Trackback

甘泉庵入舟の黒糖ブッセ

2009/05/11(Mon)23:39

P1140753.JPG P1140754.JPG

先日のパーティでいただいたスイーツの中で唯一の和菓子、甘泉庵入舟の黒糖ブッセです。

いわゆる蒸しどらやきでしょうか。

ふわふわの蒸しケーキ生地で粒餡をはさんだものです。

中のあんこがどっしり重いのに対し、生地はふわふわ。
一見アンバランスのように思えますが、逆にあんこの存在が引き立っています。
小豆好きには食べ応えのある一品かも。
またルックスは蒸しどらでも、食べた感じはどら焼きというよりお饅頭に近い味わいです。

ちなみにブッセとはもともとフランス語で“ひとくち”という意味。

フランス菓子のブーシェは確かに小ぶりなものが多いものの、日本でブッセと呼ばれているものはちょっと一口とは言いがたいものが多いような・・・。

今回の黒糖ブッセも、しかり。

直径約8cm。
頑張れば入るかもしれないけれど、ちょっと厳しいかなぁ(苦笑)。

でもおいしいからあまり深く考えるのはやめましょう~。

No.548|お菓子Comment(0)Trackback

昔 マシュマロ、今 ギモーヴ

2009/05/08(Fri)23:34

先日のパーティにていただいたスイーツ続編。

P1140712.JPG
神楽坂 THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYOの駐車場内にあるパティスリー、Le Coin Vertのギモーヴです。

ギモーヴとは、ご存知の方も多いと思いますが、いわゆるマシュマロです。

元々、マシュマロはあまり得意ではなかったのですが、最近のマシュマロ=ギモーヴは美味しい。

昔ながらのマシュマロというと、ただ甘いだけの人工的な香りのついたむっちりしたメレンゲ、という感じでしたが、ギモーヴはもっと洗練された繊細な味。

というのも、ギモーブはフレッシュフルーツのピュレを原料に使用しているのだそうです。

実は最近までギモーブとマシュマロって単純にフランス語と英語だけの違いと思っていたのですが、レシピ的には微妙に違うようです。

そもそもマシュマロというのは、ウスベニタチアオイという植物の英語名marsh mallowが語源。
その樹液に卵白や砂糖を混ぜたものを指していたのですが、後に樹液の代用としてゼラチンが使われるようになり、現在に至ったという経緯があります。

ギモーヴはmarsh mallowのフランス語名。

ということで、意味的には同じなのですが、お菓子のレシピ的には先ほど書いたようにギモーヴにはフルーツのピュレが使われるということで、やや異なるようです。

話がそれますが、それと似たようなもので思い出すのが、パート・ド・フリュイとゼリー。
これも、マシュマロと同様、昔ながらのゼリーは得意でないどころか、むしろ苦手でした。
四角くって硬くて周りにグラニュー糖がまぶしてあるアレです。
やたらに甘いだけで、あまり味はなかったような。
今で言うグミに近いものかもしれませんが、それでもやはり今のグミの方が美味しい気がする・・・。

“パート・ド・フリュイ”が登場したとき、呼び名だけ変えても騙されないぞ~と思いつつ、恐る恐る口にしてみたら・・・。
そのときのギャップはいまだ忘れられません。

こちらも、何かが違うのかなと思ったら、やはり微妙な違いが。

どちらも凝固剤を使って固めるのですが、ゼリーがゼラチンなのに対し、パート・ド・フリュイはペクチンで固めるのだとか。
だから、ゼラチンよりも柔らかな口どけになるのですね。

同じようなものでも、使用されるものがちょっと違うだけで、イメージや食感は大きく変化しますよね。

さらに、同じ物を使っていても、その量を変えるだけで、また、ちょっと製法を変えるだけでグッと変わります。
たとえば、昔は硬かった杏仁豆腐、キャラメル、プリンなどなど。

そうやって考えると、今は口解けのよいものへとどんどん移行しているのか・・・。
と思えば、逆にシューやパンはカリッとハードなものも登場していましたね。

結局、味わい方も多種多様になってきたということでしょうか。

と、相当前置きが長くなりましたが、いただいたギモーヴ5種。
ココナッツ、カシス、シトロンヴェール、フランボワーズ、ライム(?おそらく・・・)。

どれも味、酸味とも強く、ふわっと柔らか。
それこそとても口解けがよく、気温が高いとすぐにベタついてくるほど。
デリケートで上品です。

やっぱり昔のむっちりとしたマシュマロとは別物。
概念が変わります。

従来のマシュマロはココアに浮かべたりもしましたが、今のギモーヴはココアにはちょっと合いそうもないですね(苦笑)。

ということで、いつもいつも美味しいものをご馳走様です!

No.545|お菓子Comment(0)Trackback

本日のスイーツ&5月2日サロンコンサート再告知!

2009/04/30(Thu)21:29

今日はあさってのサロンコンサートおよびその後のパーティの買出しに行きました。
そのついでに、本日のスイーツ~♪

今日は地元ジーゲスクランツの2品です。

P1140650.JPG P1140653.JPG

まずは、ポロネーズ。
これはこのお店でも有名なケーキで、いわゆるモンブランという説明のもと販売されています。

最近定着したモンブランと思っていただくと、やや違和感があるものの、昔懐かしい、あの黄色い甘露煮の栗の頃を思い出せば、納得がいきます。

フワフワしっとりのスポンジの上に、和栗(?)のペーストが入ったような味のクリームが詰まっています。
その上にはこれでもかというほどたっぷりの生クリームが。
表面にはダイス状にカットされた黄色い栗がまぶしてあり、トップには渋皮つきの栗が載っています。

モンブランにしては甘さがかなり控えめな印象で、個人的にはもう少し甘さなり、インパクトのある味がほしいなぁと感じました。
でも、栗のショートケーキと思っていただくと、絶品。

スポンジはしっとり、生クリームも適度な濃さとボリューム、とショートケーキのツボをしっかりと押さえています。

P1140657.JPGもうひとつは、以前もこのブログで紹介したパイケーキ、ケルン。

フィユタージュでスポンジとクリームをサンドしたものですが、中のフルーツが季節によって変わるようです。
今回は苺があったので、それを購入。

まさにショートケーキとナポレオンパイを一緒にしてしまったようなケーキ。

こちらもあっさり。

これまでのケルンの中では一番好きかなぁ。

やっぱり全体的に甘さ控えめ。

初めてこのお店のケーキを食べた当時はちょうどいいと感じていた甘さですが、やはり徐々に味覚が変わっていっているのでしょうね、それも完全に甘党へと(苦笑)。

ということで、いよいよあさって2日はサロンコンサートです。

GW特に予定のない方、またインフルエンザで海外旅行をキャンセルされてしまった方、そして、最初から検討してくださっていた方、などなど、まだ若干空席ありですので、是非是非お出かけくださいませ。

ゲストはアコースティックギターデュオのBe-m。
演奏は15時~、16時30分~の2部制です。
ちなみに入れ替えではないので、通しでお聴きいただけます。
投げ銭チャージ、ドリンク類も各種用意しております(キャッシュオンデリバリー)。

お天気もよさそうですし、清々しいアコースティックギターサウンドで気持ちのよい午後のひと時をご一緒しませんか?

皆様のお越しを心よりお待ちしておりま~す!



No.537|お菓子Comment(0)Trackback

谷根千スウィーツ これまた絶品あり

2009/04/20(Mon)23:17

先日の谷根千散策で見つけたお店のレポです。

谷中・よみせ通りのケーキ屋さん2軒をご紹介。

4fd74e6c.jpg

一軒めは“手作りパイの店 マミーズ”。
こちらではパイ3種を購入。





P1140429.JPG
一つ目はアーモンドケーキ。

アメリカンタイプのパイケースにクレームダマンドまではいかない、軽めのアーモンド生地、底にはラムレーズンがこれでもかと敷き詰められています。

パイも軽めですが、このアーモンド生地もかなり軽め。
パンプディングのようでもあり、フィナンシェのやや軽いもののようでもありというとイメージしやすいでしょうか。

P1140426.JPG
2つ目はバナナチョコレートパイ。

パイケースに刻んだバナナの入ったチョコレートクリーム、その上には生クリームがナッペされています。

こちらも軽いのかと一切れ口にするも、意外とチョコレートが濃厚な感じ。
チョコレート味のカスタードクリームに近いですが、チョコレート多めな印象です。

P1140428.JPG3つ目はレモンパイ。

これは見た目どおり、レモンカードがフィリングのおなじみのもの。
こちらは上記の2つに比べると、予想通りのお味とバランス。
レモンの酸味も適度で、食べやすいです。

ショーケースにはこういったパイが約7~8種。
一番有名なのはアップルパイだそうで、今思えばこれをはずしたのは大失敗・・・。

お店のつくりは素朴なパン屋さんといった懐かしい雰囲気で、パイもまさにホームメードという言葉がぴったりの優しいお味です。


次は、“菓子工房 まぁる”。

P1140458.JPG
こちらでは、イチゴのメレンゲ、アーモンドケーキ、抹茶のサブレを購入。






P1140467.JPGまずはイチゴのメレンゲ。
これは鮮やかなピンクに惹かれてついつい手に取ったのですが、味わいもGood。
カリッと焼きこまれた軽いメレンゲに、フリーズドライのイチゴがちりばめられています。
なんとなく懐かしいカルメ焼きを髣髴とさせる一品。


P1140460.JPGアーモンドケーキは驚くほどどっしり、しっとり。
フィナンシェとクレームダマンドの中間のような食感です。
とってもリッチな味わい。





P1140462.JPG最後に抹茶のサブレです。
これは・・・ちょっと体験したことのない不思議な食感。
またしても絶品!

一口大のサブレはまわりにたっぷり抹茶がまぶしてあります。

結構固めなのかな?
と口に含むも、まるでポルボロンのようなもろさ。

でも、中は砂のようなという感じではなく、ホロホロとやわらかいのにガリっとしたというかザクッとしたというか、そんな感じの荒い歯ざわり。
ショートブレッドに近いでしょうか。
でもWALKERSのものほど硬くないです。
その食感のギャップがお見事。

しっかりとしたバターと抹茶の香りが口いっぱいに広がり、控えめな甘さの中にところどころ顔を出す塩味もまたベストマッチ。

この外側ポルボロン、中はショートブレッド、という組み合わせの食感はカールのチーズ味にも似てる!?

これはクセになるだろうなぁ。
これを食べたいがために、千駄木まで行ってしまいそうです、笑。

このまぁるさん、地域に根ざした地元商店街にある、こじんまりとした割と地味めなお店という印象だった故、もっとおやつ菓子系の軽い味わいと思いきや、まったく違います。
濃厚でしっかりとしたテーストは、ちょっと、いや、 かなりセンセーショナル。
おやつのようにパクパクというよりは、むしろ一切れづつじっくり味わっていただきたいと思わせるお味です。

今回生菓子は購入しませんでしたが、是非とも次回は生菓子、そして、マミーズのアップルパイに挑戦してみたいと思います。

ちなみに、谷中銀座を抜けると突き当るこのよみせ通りには、短い距離に上記2軒に加え、“がようし”というお店とケーキ店が3軒も集まっています。

谷中銀座には揚げ物をはじめとしたお惣菜やさんも集まっているし、先日のギャラリー同様、短い動線で食べ比べできるので効率がよいですね。
お腹はややキツイけど(苦笑)。








No.527|お菓子Comment(0)Trackback

世にも不思議なパン屋さん

2009/04/08(Wed)22:28

先日高円寺でたまたま見つけたパン屋さん、名前は“NATIONAL DEPART”でした。

パンはカンパーニュといわれるもののみ。
ただし、このカンパーニュがちょっと面白いんです。

まず、サイズ。
一個が人間の上半身くらいはあろうかと思われる超ビッグサイズ。
こんな大きいパン、見たことな~い。

当然個人ではこれ一個を購入するのは大変なので、それをカットして、お客さん同士でシェアするというスタイルなのだそうです。
シェアするといっても、購入する時点ではお店側がすでにカットしパッキングしていますので、客側は特に関係ありません。
感覚としてはロースとビーフとか生ハムとかチーズとか、そんな感じでしょうか。

そして、次は種類。
カンパーニュというパンの種類自体は1つです。
それが四季のカンパーニュといって、テーストがたくさんあります。

a9c1581f.jpg例えば、高円寺店で購入できる3~4月の限定品は桜のジャムとドライストロベリー。

それ以外にも、ショコラバナーヌ、抹茶さつまいもや、ドライフルーツの入ったものなど、様々なものがあるようです。


私は今回お食事パンの詰め合わせというのを購入してみました。
先に紹介したものは甘いものがメインなのに対し、こちらは一般的なカンパーニュ。

P1140325.JPG P1140328.JPG

歯ごたえはもっちり、それでいてしっとり、が、しかし、どっしりもしています。
パンは美味しいです。

でもでも、それより何より、このパン屋さんの不思議さにクラクラ。
実店舗も、その看板や店舗とのギャップが不思議と思ったものの、HPはそれ以上にナゾめいてます。

中でも“女王製菓”といわれる商品。
これはお菓子とブックレット(漫画?byオーナー)がセットになったギフト、と解釈してよいのでしょうか?
そしてこの女王製菓とカンパーニュ、そこになんと絵本がセットになったプレミアムセットなるものも。

オーナーの方はパンも焼くし、漫画も描くし、絵本も作る・・・。
さらに、お店のインテリアやパッケージデザイン等全てのプロデュース。
まさにこれぞマルチクリエーターといわれる人物なのでしょうか。

一方、こうして説明しつつも、果たしてこういう理解でよいのかどうかも、定かではありません。

これ以上は説明する自信がないので、興味がおありの方は是非こちらのHPをご覧になってみてください。
http://depa.jp/

本店は岡山にあり、支店というか東京の店舗がこの高円寺店。
正しくはナショナルデパート東京というそうです。
それ以外にはネット通販も実施されているよう。

私は頭が弱いのか、このHP、見れば見るほど頭がこんがらがって、なんだか迷路に入ってしまった気分になります。

そして、さらに強烈なインパクトがあるのは、“ナショナルデパートが初めての方へご注意”とされた説明文。
最後には店主の方(?)自ら、“ナショナルデパートの不思議な世界へようこそ”と書かれています。

まさにこの一文が全てを物語っているかも。

とにかくとってもミステリアスなパン屋さんというかお店というか、ワールド。
ちょっとしたカルチャーショックを受けました・・・。

No.515|お菓子Comment(0)Trackback

ナゾの生物

2009/04/01(Wed)23:06

ケーキの飾りにちょっと飴でも・・・と、飴細工とまでは行かないですが、飴の飾りを作ってみました。

いくつか出来上がったうちの1つがこちら。

b3533a56.jpg
タツノオトシゴ!?はたまたノコギリザメ、もしくは何かの魚?

飴は適当に形を作っていく、というより、出来て行くので、何が出来るかはその時のお楽しみ。

やり始めると、結構楽しくって、ハマリそうです。





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