先日高円寺でたまたま見つけたパン屋さん、名前は“NATIONAL DEPART”でした。
パンはカンパーニュといわれるもののみ。
ただし、このカンパーニュがちょっと面白いんです。
まず、サイズ。
一個が人間の上半身くらいはあろうかと思われる超ビッグサイズ。
こんな大きいパン、見たことな~い。
当然個人ではこれ一個を購入するのは大変なので、それをカットして、お客さん同士でシェアするというスタイルなのだそうです。
シェアするといっても、購入する時点ではお店側がすでにカットしパッキングしていますので、客側は特に関係ありません。
感覚としてはロースとビーフとか生ハムとかチーズとか、そんな感じでしょうか。
そして、次は種類。
カンパーニュというパンの種類自体は1つです。
それが四季のカンパーニュといって、テーストがたくさんあります。
例えば、高円寺店で購入できる3~4月の限定品は桜のジャムとドライストロベリー。
それ以外にも、ショコラバナーヌ、抹茶さつまいもや、ドライフルーツの入ったものなど、様々なものがあるようです。
私は今回お食事パンの詰め合わせというのを購入してみました。
先に紹介したものは甘いものがメインなのに対し、こちらは一般的なカンパーニュ。
歯ごたえはもっちり、それでいてしっとり、が、しかし、どっしりもしています。
パンは美味しいです。
でもでも、それより何より、このパン屋さんの不思議さにクラクラ。
実店舗も、その看板や店舗とのギャップが不思議と思ったものの、HPはそれ以上にナゾめいてます。
中でも“女王製菓”といわれる商品。
これはお菓子とブックレット(漫画?byオーナー)がセットになったギフト、と解釈してよいのでしょうか?
そしてこの女王製菓とカンパーニュ、そこになんと絵本がセットになったプレミアムセットなるものも。
オーナーの方はパンも焼くし、漫画も描くし、絵本も作る・・・。
さらに、お店のインテリアやパッケージデザイン等全てのプロデュース。
まさにこれぞマルチクリエーターといわれる人物なのでしょうか。
一方、こうして説明しつつも、果たしてこういう理解でよいのかどうかも、定かではありません。
これ以上は説明する自信がないので、興味がおありの方は是非こちらのHPをご覧になってみてください。
http://depa.jp/
本店は岡山にあり、支店というか東京の店舗がこの高円寺店。
正しくはナショナルデパート東京というそうです。
それ以外にはネット通販も実施されているよう。
私は頭が弱いのか、このHP、見れば見るほど頭がこんがらがって、なんだか迷路に入ってしまった気分になります。
そして、さらに強烈なインパクトがあるのは、“ナショナルデパートが初めての方へご注意”とされた説明文。
最後には店主の方(?)自ら、“ナショナルデパートの不思議な世界へようこそ”と書かれています。
まさにこの一文が全てを物語っているかも。
とにかくとってもミステリアスなパン屋さんというかお店というか、ワールド。
ちょっとしたカルチャーショックを受けました・・・。
PR