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お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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“おもてなしの心を持った本物のレストラン”のデザート

2009/06/08(Mon)21:17

本日は乃木坂にあるフレンチレストラン、Chez Pierreさんのケーキ2種をご紹介。

Sicilien Pistache(シシリエン・ピスタシェ)、St-Marc(サンマルク)です。

P1140999.JPG 
サンマルクはとても有名なフランスの銘菓。

アーモンド入りのビスキュイでガナッシュ、クレームシャンティをサンドし、上面をカラメリゼしたものです。

ここのカラメリゼは驚くほどしっかり。
パリッと言うより、がっちりという感じで、フォークで切るのはかなり困難。
でもそれだけしっかりと焼きこまれているので、カリカリ。
まさに“飴”を体感できます。

また十分な甘さに比例して、苦味もそれなりに。
中のクリーム類ともちょうど良いバランスが保たれています。

P1140998.JPG一方のシシリエン・ピスタシェは軽めのムース。

上下がピスタチオの薄い生地、中には何かオレンジ色のムース(アプリコット?マンゴー?パッションフルーツ?う~ん残念ながら、判断できず)、底には苺のマリネらしきものが入っています。

ピスタチオにしても、ムースにしても、苺にしても、どれもがあまり強い個性を発していないため、ややインパクトに欠ける印象です。
ただし、決しておいしくないという意味ではないので、誤解なきよう。

いただく順序がサンマルクの後だっただけに、余計淡白に感じたのかもしれません。

さて、このChez Pierreさんのお店、実は母の大のお気に入り。
ここのところ誰かと食事に行くというと、決まってこちらを紹介しているようです。
最近の外食の話を聞くと、大抵がこのピエールさん、笑。

かくいう私も始めは2年前くらいに母に連れて行ってもらったのでした。

今回は甥の(母にとっては孫)9歳の誕生日パーティをするために、母そして父と弟家族ご一行様~で訪れたそうで・・・。

とはいえ、9歳の甥はすでに3回目。
驚くことに、保育園児の時初めて伺った際に描いたピエールさんの似顔絵をいまだ店内に飾ってくださっているのだとか。
ありがたいことです。
彼にとって一生の思い出になるでしょうねぇ。

それを知った甥は今回も誇らしげに絵を描かせてと申し出たようですが、父親(弟)に、「今はもう止めとけ」と一蹴されたらしい。

お気の毒(苦笑)。

それはさておき、ここのお店は店主ピエールさんが本当にすばらしい方。
気取らず、温かく、誠実に、というおもてなしの心をきちんと持った本物のレストランなのではと思います。
もちろんお味も良いし、少々ウルサイ(?)母が気に入るのも納得できます。

お土産のケーキだけでも十分嬉しいですが、出来れば、是非また素敵なあのピエールさんとおいしいお料理にお目にかかりたいものです。

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No.576|お菓子Comment(0)Trackback

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