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8 Presents 通信

お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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2024/11/23(Sat)09:05

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ドキドキ、だけど嬉しい瞬間

2009/06/13(Sat)22:44

今日も蒸しましたね。
ちょっと動くとじわーっと汗が出てきます。

さすがにオーブンを使うキッチンは暑い。
本日のレッスンでは早速クーラーを入れました。

お知らせしている通り、今月のレギュラークラスはトマト、バジルを使ったやや風変わりなケーキ。
皆さんも実は恐る恐るお越しいただいたようで・・・。

実習は手際よく、さらに何のハプニングも起こらずスムーズに進み、いざ試食タイムへ。

席に着かれると、口々に「あ~どんな味なのかドキドキ!」

そう言われると、こちらもドキドキ。

今回はまったく無の状態からのレシピ起こし。
思ったような味が出せず、試行錯誤の上、ようやく納得行く味ができました。
よって今回お作りいただいているレシピは一応自信を持ってお出ししているつもり。

が、それでも、やっぱり皆様にとっては未知の味。
こちらもその反応に緊張はしますね~。

皆様の口にケーキが運ばれるその瞬間、息を止めてしまったり、どなたの口から最初に感想がもれるか凝視したりして。

「不思議な味。だけど、私は好きです。」の第一声。

ホーッ。

続くお二方もお気に召していただいたようで、1ホールのうち私が一切れいただき、残りは3名で完食。
よかった。

月並みですが、こういう瞬間、あ~作ってきてよかったと嬉しさがこみ上げてきます。

まず初回はクリア。

この後もどう評価いただけるか、またまたドキドキだぁ~。

ところで、本日ご参加くださった方のお一人は、今月をもってしばらく産休に入られます。
こちらに通われて今月でちょうど一年。
その間一度もお休みされることなく皆勤です。
本当にお疲れ様でした&お世話になりました。
寂しくなりますが、落ち着いたら是非また再開なさってくださいね。
いつでもお待ちしております。

偶然にも今年当ケーキサークルはおめでた続き。
ご結婚もそうですが、産休に入られる方が5名も。
本日は3人目のプレママさんです。
頑張ってくださいね。

さて、レッスン後はあと30分で出かけるという家族の食事を慌てて用意。

05aab736.jpg
あり合わせのもので簡単パスタ。

アンチョビとキャベツのペペロンチーノ、カルボナーラです。

夕涼みがてらテラスで早めの夕食。

        9fd3fc7f.jpg 私もあと一仕事。ガッツリいきま~す!












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No.581|ケーキサークルComment(0)Trackback

差し色のグリーンは結局・・・

2009/06/11(Thu)22:43

昨日このブログでも書いたグリーンの差し色の件。
色々探した末、結局家にあった不織布をカットして使うことにしました。

色味がぴったりだったのと、不織布の繊維の感じが今回のテーブルのナチュラル感とあいまってなかなかだったので、これに決定。

P1150029.JPGガラスのお皿の下にグリーンの不織布、さらにその間に、先日購入したスチールの飾りを敷くことにしました。

ところがまた問題が。

このスチール、実はひとつだけ試しに買ってあったもの。
何か使い道があるかなと思って買ってしまった、ありがちな衝動買いです。

けれど、今回急遽必要になり、追加を買いに行くも、こちらもまたまた売り切れ。
昨日の件といい、今日といい、タイミングが悪いです。

こういう時って微妙に歯車が狂ってるのでしょうね。
車の運転でもよくある、ずっと赤信号に引っかかってスムーズに進まないみたいな。

話がそれましたが、結局、在庫が一点だけあったのでそれを購入し、2つはこのスチール、残りの2つのお皿には、メインのお皿の下にも敷いたストロー素材のコースターを敷くことにしました。

まぁ、在庫がひとつあっただけでも、よかった。

詳細はお知らせブログにてご紹介していますので、関心がおありの方はご覧くださいね!
http://blog.goo.ne.jp/y_8presents/

No.579|ケーキサークルComment(0)Trackback

意外と重宝なグリーン

2009/06/10(Wed)22:47

今月のレギュラークラスのテーブルはグリーンをさし色に使おうと予定しています。

が、イメージどおりのグリーンのマットが手持ちに無いので、先日から我が家近辺の雑貨屋さんを探しています。
でも、中々見つからないのですよね、これが。

仕方なくゴソゴソと家のストックを探すと、ひとつだけあったビーズのコースター、これだ!と、かつて購入した地元の雑貨屋さんへ補足分を買いに。

ところが、2つしか店頭にありません。
訊くと、在庫のみで入荷未定とのこと。

いつもたくさんあったのに、こんなときに限って・・・。
タイミング悪し。

以前もイメージどおりのものが見つからず探したことがあったのですが、そういえばその時もグリーン。

テーブル周りのものって意外とグリーンが活躍するのですね。

自分の好みの色でつい手に取るのはシルバーやグレー、でもテーブルとなるとよく使いたくなるのはグリーン。
単純に好きな色と実際に使用頻度が高い色は微妙に異なっているようです。

そういえば洋服もそうかも。
かわいい~と買ったはいいけれど、似合わなかったり、着る機会が無かったりで、たんすの肥やしになってしまうパターン。

と、グリーンの重宝ぶりにあらためて気づかされたのでした。

さて、明日も探しに行くとしましょう。

No.578|ケーキサークルComment(0)Trackback

スポンジのスライス

2009/05/31(Sun)22:42

本日は今月のレッスン最終日でした。

メンバーのうちお一人は、今回のご参加で3回目。
しかし、普段からお菓子作りが好きでよくお作りになっていらしたというだけあって、かなり手際の良い方です。

作業の多い今回のレギュラーメニューも、混乱されることなく、落ち着いて確実にお作りになっていらっしゃいました。

最後のまとめタイムでは、こんなご質問が-。

それは、焼きあがったスポンジ等を何枚かにスライスする時、どのようにしたらまっすぐ曲がらずに切ることができるか。

よくお菓子の本などでは、同じ高さの棒を2本、スポンジの向こう側と手前に置き、それに沿わせてナイフを使うと、高さが変わらずにカットできると説明されています。
確かにこの方法は確実にまっすぐカットできるので、とてもよい方法だと思います。

ただし、カットする厚さが常に同じとは限らないので、何パターンかの高さの棒を用意しなければならないという点がやや面倒。
また、これに頼ってしまうと、この棒がないとまっすぐ切れなくなってしまうという可能性もないとは言い切れません。

そういうことを考えると、やはり何も使用せず、手がふらつかないようまっすぐカットするという感覚を自分の手で覚えて、どんな状況でもカットできるというようにしておいた方がつぶしが利くのではないかと思ったりもします。

とはいえこれも考え方の違い。

プロのパティシェの方でも色々です。
例えばスポンジなどを作る際、生地の状態を自分の目で確かめ感覚を鍛えなさいという方もいれば、誰が作っても同じに出来るよう、混ぜる回数や、時間等もタイマーを使い、作業をすべて数値で表す方もいらっしゃいます。

今回ご質問のあったスライスの場合も同様、いろいろな考え方、やり方があるのでしょう。

ひとつの方法として、最初は計器を使い、徐々に自身の感覚で判断出来るよう慣らしていくというのもありかもしれません。

その際、計器にすべて頼ってしまうと感覚や生地の変化がわからなくなってしまうので、あくまでも手の動かし方の感覚や生地の状態をしっかり意識およびチェックしながら、機器を使用することも大切なポイントになるでしょう。

ちなみに、私は棒等を使わず、ナイフのみでスポンジの側面に一度浅い溝を刻み(仮の線)、それに沿って再度ナイフで切り込みを入れていくという方法でカットをしています。
しかしこれも、最初の溝がブレると、結果ガタガタになってしまうので、要注意。

話は戻って、ご質問くださった方を含め、本日の参加者の皆様はとても熱心に取り組まれ、お忙しいながら、必ずお家でも復習くださっているご様子。

これからも頑張ってくださいね。

ということで、今月のレッスンはすべて終了。

来月はいよいよ“ピザ”のスイーツです。

No.568|ケーキサークルComment(0)Trackback

実習あるのみ!? ナッペ&婚活

2009/05/29(Fri)22:59

本日はリクエストメニューのレッスンでした。

今回もネックになったのはやはりナッペ&絞り。
中には今回初めてナッペをされた方もいらっしゃり、かなり内容の濃いナッペの実習タイムとなりました。

使用しているクリームは動物性脂肪47%のタイプ。
味は申し分ないのですが、ナッペにはやはり多少の技術が要ります。
手早く作業をしていかないと、すぐに分離してぼそぼそになってしまい、滑らかな美しい仕上がりになりません。

そこで、今回は調整用に少量の牛乳を使用しています。

万が一ボソボソになりかけても、この牛乳を少し加えて伸ばすと、またきれいな状態に戻ってくれます。
47%のクリームだけですと、味はよいものの場合によっては口当たりがやや重く感じることがあります。
が、このように牛乳を加えると食感的にもライトになるので一石二鳥。

今日もじっくり説明を交えながら、何度も何度もナッペの実習を繰り返していたため、最後の方はかなりダメージを受けていたクリーム。
ですが、この牛乳投入で、すっかり扱いやすいクリームに早変わり。

ナッペはクリームの硬さ、回転台に置く生地の位置、スパテラの持ち方、使い方、その一つ一つの違いで、グンとやりやすさは変わってきます。

特に今回は土台がココア生地ということで、白いクリームでのナッペにおいて、クラムが目立ちやすいという点では難易度が高いです。
ナッペそのものだけでも大変なのに、実際、クラムが混ざるかどうかなんていうところまでは気が回らないもの。

どうしたら上達するのか・・・
それはやはり、ある程度頭で理解したら、あとはひたすら練習あるのみ。
場数を踏むことでしょうか。

まずは、クラムの目立ちにくいプレーンのスポンジで。
できれば、分離しにくいバタークリームで練習をしていくと、より楽かもしれません。

一方、本日初挑戦の方は非常に飲み込みの早い方。
コツをいくつかお話したところ、あっという間に理解され、きれいにナッペがお出来になっていらっしゃいました。

ご自分ではまだ気になるところはおありのようでしたが、初めてでこれだけ出来れば十分、と私は思いますが・・・笑。

来月もまたナッペの作業があります。
より美しい仕上げが期待できそうですね。

頑張ってください。

さらに、実習後はお楽しみの試食タイム。
今日もまたまたメインは“恋バナ”で盛り上がり・・・。

そして、明日はこれまで恋バナで大いに盛り上がった別のグループのお一人がめでたくゴールイン♪

彼女に続くといいですね。

こちらもナッペ同様、頑張ってくださいね。
やっぱり婚活もひたすら実習あるのみ・・・か!?

冗談はさておき、陰ながら、応援していま~す。

本日もお疲れ様でした。



No.566|ケーキサークルComment(0)Trackback

難しいこれからの時期のメニュー選び

2009/05/28(Thu)23:04

雨が降ったり止んだりはっきりしないお天気でしたね。

さて、今日は7月のメニューの初試作を。
初回にしては、中々いい感じにあがりました。

実は初夏から秋にかけてのこの季節、毎年メニューに頭を悩ませます。
なぜなら、気温が高くなるから。

固めて作るものは中々固まらない、固まっても溶けやすい、加熱して作る生地は冷めにくいので次の工程に進むまで時間がかかる、油脂を使った生地は仕込みの段階でダレやすい、火を使うものは暑いなどなど。

このように、お菓子作りにあまり効果的なことがありません。
むしろ、不都合なことのほうが多いくらい。

ただでさえ暑くて不快なこの時期、皆様に少しでも快適にお菓子作りを楽しんでいただけるよう、メニュー選びは自分なりに熟考します。

作りやすくて、口当たりもよくって、高温での持ち運びにも耐えられる、このあたりがポイントになってきます。

ということで、7月のメニューはこれらを意識したものにしたつもりですが、どのくらいクリア出来ているでしょうか・・・。

それは来月10日までのお楽しみということで。

acf7442f.jpgちなみに、使う素材をチラッとご紹介。

←甘酸っぱい、おなじみの柑橘類です。

一言で言うと焼き菓子なのですが、やや夏向けのさっぱりとした味わいのものになりそうです。

もう少しサッパリ度をアップするべく、引き続き試作を。

皆さんにお届けする7月のクラスでは、納得のいくレシピにて、ご紹介したいと思います。

ところで、本日先週受けてきた健康診断の結果が出ました。
とりあえず、問題なし。

最近自身の体に年齢を感じることが多々あり、ややビクビクしていたものの、これで一安心。
とりあえず、これまでどおり甘いものに囲まれた生活は続けられそうです。

ドクターストップがかかったら、公私ともども大変。

皆さんもくれぐれもお気をつけくださいね。

No.565|ケーキサークルComment(0)Trackback

新型インフルエンザ 日本と海外の温度差 

2009/05/25(Mon)23:44

今日は昨日の雷雨の荒れた天気から一転、よいお天気でしたね。
暑すぎず、さわやかで気持ちのよい一日でした。

さて、本日のレギュラークラスは、すっかり固定メンバーとなった仲良しグループ。
ですが、一名急遽ご都合が悪くなり、お休みに・・・。
というのも、今週末行われる披露宴の関係でバタバタされている模様。
それはそうですよね。
そもそも、こんな間際にお越しいただくこと自体、無理があったかも・・・お気持ちはとってもうれしいですが、笑。

直前にお会いして色々お話を伺う予定でしたが、結局そのまま本番でお目にかかることになりそうです。
披露宴まであと5日。
万全な状態で迎えられるよう、しっかり体調を整えておいてくださいね。
晴れ姿、楽しみにしております!

一方、他のお2方はこのGW、それぞれパリ、ロスにいらしたということで、試食タイムには旅の土産話をご披露いただきました。
携帯で撮影したパリのお写真を拝見させていただいたのですが、その数なんと数十枚。
結構たくさん撮れるものなのですね。
しかも動画あり。
建物や芸術品といった被写体ももちろん見ごたえはありますが、車窓から撮った何気ない街の風景などもあり、それらもとても楽しい。
ほんの一瞬ですが、その場に行った気になれます。

そして、楽しい旅のお話の締めは例の新型インフルエンザ騒動の話題に。
パリ、ロス、どちらとも、やはり日本と海外の騒ぎの温度差に閉口されていました。

海外でもマスクをしている人を見かけると、それはほとんど日本人だったとか。
日本人って律儀!?
ちなみに、ロスでは一緒にいたアメリカ人の友人にからかわれたという微妙なお話まで。

ということで、今回は興味深いお話に加え、とっても可愛いパリのお土産をいただきました。
後日またご紹介させていただきま~す。

本日もお疲れ様でした。
そして、楽しく、貴重なお話&お土産、ありがとうございました。



No.562|ケーキサークルComment(0)Trackback

あめ細工の“あ”?

2009/05/24(Sun)19:17

今日はレギュラークラスのレッスンでした。

ムースの仕込みは、皆さんバッチリ。
流し込むタイミングや硬さもベストな状態でした。

ただ、トップに流すグラサージュの硬さ調整がやや難しく、少々戸惑いはあったものの、最終的にはとてもきれいにおいしそうに仕上がっていました。

参加者のお一人は約半年ぶりとお久しぶりのご参加。
にもかかわらず、工程の多い作業で大変だったと思いますが、終始真剣に取り組まれていらしたのが印象的でした。

最後は完成した自作のダブル・カラントに感激され、カメラに収めたりと、大変喜んでくださったご様子。
よかったです。

長い作業でしたが、皆様お疲れ様でした。

さて、このケーキの飾りに使っているあめ細工。
先日お知らせ欄(http://blog.goo.ne.jp/y_8presents/)でご紹介した2種類のうち、パラチニットで作成した無色透明な方を、今日はお鍋で過熱し、オーブンシートに流してみました。

P1140867.JPG
するとこんな感じ。

前回まではパラチニットを直にオーブンペーパーに撒いて、オーブンで加熱していましたが、その方法ですとどうしても気泡が入ってしまいました。

ですが、今回のようにお鍋で溶かして流していくと、きれいな透明の状態で仕上がりました。

気泡入りも素敵ですが、このクリアな方も中々です。

飴はその輝きが本当にきれい。
ただ溶かして固めただけのものでも、それなりに感動出来る飴ですが、さらにこれを基本として色付けしていったり、空気を入れたりとそのバリエーションは他にもたくさん。
もっともっと様々な“キレイ”が楽しめるのでしょうね。
ガラスと似て、奥が深そう。

和にしても洋にしても、あめ細工を極めたくなる方の気持ち、ちょっぴりわかった気がしました。
もっとも、この程度じゃあ、あめ細工の“あ”の字にも匹敵しないのかもしれないですが・・・。

No.561|ケーキサークルComment(0)Trackback

ベーシッククラスのお話

2009/05/23(Sat)23:20

今日も暑かったですねぇ。

さて、昨日はベーシッククラスがありました。
今回ご参加いただいた方は2回目。
まったくの初心者でいらしゃるということで、基本の生地をひとつづつじっくりとお作りいただいています。

2回目の昨日は別立てスポンジ、ビスキュイをお作りいただきました。
前回は共立てのジェノワーズをお作り頂き、比較していただきましたが、同じ材料でも作り方が違うとずいぶんと出来上がりの感じが違うものなのですねと驚いていらっしゃいました。

確かに、別立ての弾力は、共立てにはない独特のものですよね。

レギュラークラスにおいて、こういったスポンジはいくつかの作業工程のほんの一部でしかないことが多く、通常はさっと終え、次に進めてしまいます。
しかし、ベーシッククラスでは、このスポンジ作りだけに1時間かけて、しっかりと学んでいただいています。

このスポンジという生地はとてもシンプルな生地ですが、実はポイントがたくさん。
場合によっては、1時間でも時間が足りないくらいかもしれません。

ということで、基礎がきちんとできていると、後々複雑な工程になっても混乱しにくいはず。
この段階でしっかりとご自分のものになさっていただけるといいなと思います。

これからも頑張っていきましょう。
お疲れ様でした。

No.560|ケーキサークルComment(0)Trackback

驚 yahoo ニュースにリンク!そして、ゼラチンを使った生地のポイント

2009/05/20(Wed)22:32

いつも見ているYahoo!ニュースのトピックス。
今日、進化系マシュマロが人気、というタイトルに惹かれて記事をクリックし、読み進めると、なんとこの8Presents通信がリンクされているではありませんか!?
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/confenctionery/

そういえば自分も先日マシュマロについて書いたなぁと思っていたら、まさにその記事。
驚きです。
いつも適当に書いているつもりはないものの、いつどこでこうして誰の目に触れるかわからない公開日記、やはりあまりいい加減には書けないなぁと実感した出来事でした。
ご紹介いただき、ありがとうございました。

さて、本日はレギュラークラスのレッスンでした。
今月のメニュー、ダブル・カラントのポイントの一つはゼラチンの扱いにあります。

これまでもゼラチンとチョコレートの扱いは常に神経を遣い、優先して作業を進めることが大切とお話してきました。
中でも気温が低かったり、高かったりという時期にはなおさらのこと。

そういう意味では今頃の時期は必要以上に気温に左右されることはないので、やりやすい気候ではあります。

それでも、やはりある程度は気を使って作業を進めないと、生地がいい状態にあがりにくいものです。

ゼラチンを使った生地の中でも、万一作業途中で固まってしまった場合、再度熱を加えて状態を元に戻すことのできるもの、一度固まってしまったら熱は加えられないもの、こういう条件によっても扱いや作業の順序が変わってきます。

たとえば、夏の暑い盛りにはゼラチンが中々固まらないので先に作業をし、氷水にあてる時間を長めにとったり、逆に冬の寒い時期にはすぐに固まってしまうので、ゼラチン使いの生地は合わせるぎりぎりの段階で作業するなどの配慮が必要不可欠です。

この気遣いさえできれば、ゼラチン使いのお菓子はぐっとやりやすいものになるのではと思います。

そしてさらなるポイントとしては、一連の作業を迅速に進めるということもあげられます。

合わせたゼラチンの生地がせっかくいい状態にできていても、手早く流し込むという作業に進んでいけないと、流す前の段階で固まってきてしまうということもあるからです。

そういう意味では、このゼラチン使いの生地を含む作業は、気を遣うわ、時間に追われるわで、結構高度なものだったりするのでしょうか・・・。

本日ご参加いただいた方のうち、こちらに通い始めようやく一年になろうというお一人は“思っていたより難しかった”とのご感想。

確かに同時に3つの生地を作りつつ、ゼラチンの様子をそのつどチェックして進めていかなくてはならないので、大変ですね。

でも、苦労の甲斐あってか、滑らかでおいしそうなムースに仕上がっていらしたので、よかった。

本当にお疲れ様でした。

No.557|ケーキサークルComment(0)Trackback