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8 Presents 通信

お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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最終回

2008/06/21(Sat)22:20

今クール放送のドラマが今週一斉に最終回。
私の見ていた3本もやはり全て今週で終わりました。

どれもリアルタイムで見られなかったので録画し、昨晩まとめて見ました。

以前のブログにも書きましたが、オンエア前の一番の期待は“アラフォー”、でも、実際始まってみると、ハマッたのは、“ラスト・フレンズ”でした。
で、結局最終回がよかったのは・・・と不覚にもこれが一番どうでもよかった(苦笑)“無理な恋愛”。

この“無理な恋愛”に関しては、録画してまで見たいという感じではなかったので、途中何話かは見逃してます。
でも、やはり最後はどういう結末になるのかが気になって、他の2本と同様録画。

ところが、期待していた2本が意外にも肩透かしなラスト。
特に一番のめりこんだラスト・フレンズが一番ピンと来ない感じ・・・。

それに比べて“無理な恋愛”、これが図らずも結構ジーンときてしまったんです。

このドラマ、主演をはじめ、出演している役者さん、誰一人として好きな人は居らず、好きな人どころか、むしろ苦手な役者のオンパレードだったのです。

でも、なんとなく見てしまう。

若作りな堺正章、オバサンキャラの役というのを前提としても、あまりにもそれが板についていてかわいそうに感じる夏川結衣、イケメンとは言われてるけれど個人的に苦手なチュートリアルの一人などなど。

特に夏川結衣は昔本当にきれいで、清楚な感じが素敵だっただけに、このあまりのギャップに驚きです。

ある意味、怖いもの見たさ、的な感じで見てました。
あんな可愛らしかった人も役とは言えど、こんなになっちゃうのかぁみたいな。
見れば見るほどイメージ崩壊(笑)。

そんななか最終回にいきなりカッコイイ坂口憲二が登場し、気持ちが高揚!
周りがすべて自分的にNGだったので、より素敵に映ったりして。

でも何より、堺正章演ずる団塊世代のオヤジが踏まれてもただでは起きない、とにかくうたれ強い、という様子がこれでもかとばかり描かれている、そこに惹かれたのかもしれません。

最近、すっかり、この手の“高齢者が元気でパワフル”というのにとっても弱い、です。

人生が終息に向かっているのとは裏腹に、益々パワーアップしていく。
そんな姿勢にとにかく感動してしまうし、引き込まれてしまいます。

なぜかなと自分なりに考えたのですが・・・
やはり自分も“そういう年齢”を意識する歳になったということなのか。

今回のドラマの中で堺正章が、
60歳には60歳にしか楽しめないことがある、

そのセリフをうけ、坂口憲二が、
なんだか歳をとるのが楽しみになりました、と。

いくつであろうと、人生常にその時(歳)が一番楽しくて幸せって思えるってイイ!

それでもやっぱり肝心なドラマ全体と出演者に関しては今ひとつ。
結局最終回の“セリフ”にジーンときただけ!?(苦笑)。
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No.219|映画/TV/本Comment(0)Trackback

精神に終わりはありません

2008/05/25(Sun)23:34

昨日のブログに“光り輝く高齢者”の話を書きましたが、実はその後レイトショーにて観た映画も高齢者(?)もの。
高齢者モノと言うと語弊がありますが、高齢者に近い2人が主役の映画です。

タイトルは「最高の人生の見つけ方」。

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのWキャストです。

余命6ヶ月と宣告された2人が棺おけリスト(死ぬまでにやりたいこと)に書き出したことを一緒に実現して行くというもの。

大好きなモーガン・フリーマンが出ているということ、そして、アクティブで前向きな最期を送るというテーマが気になって、フラリと見に行きました。

先月予告を見ていたのですが、友情、死がテーマになっていることから、お涙頂戴のニオイが少なからずあるのだろうと思いきや、全くそういうことはなく、終始爽快感の漂う映画でした。

残された人生、どうあがいても事態は変わらない。
それなら、暗く悲しい毎日を送るより、今までの夢を最後の最後でできる限り実現させようではないか!とはっちゃけたオジサマたちが妙にかわいく、力強く、生き生きと描かれています。

昨日の大先輩もしかり、最近、自分が人生の折り返し地点に来たせいか、“素敵に前進し続けていらっしゃる(現在進行形!)高齢の方”が妙に気になります。

自らを光輝高齢者とおっしゃった女性は御年88歳。

上品な白いスーツに身を包み、背筋もきりっと、まもなく90になろうとしているおばあちゃまにはとても見えません。
かといって気合が入ってる風でもなく、自然体で、時間の経過により下降することなく、まだまだ上昇する空気さえ感じさせ、それでいて歳を重ねられたことによる余裕のオーラはしっかり放たれています。

どうしたらああいう素敵な女性になれるのでしょう・・・心からあこがれます。

「最高の人生の見つけ方」の2人もスッゴく魅力的。

あんな最期を送れたら、さぞかし幸せなのだろうなぁ。

亡くなった事、本人たちも気づいてなかったりして(笑)。

ちなみに、なんとも明るい邦題に反し、元のタイトルは「The Bucket List」(棺おけリスト)。
これだとやっぱり見よう!と思う人、少ないのでしょうか?(苦笑)

それにしても先月見たデンゼル・ワシントンに続き、今月はモーガン・フリーマン、とどっちも私的にはかなりシビレます~。





No.192|映画/TV/本Comment(0)Trackback

ドラマ

2008/04/30(Wed)23:00

今クール、見ているドラマが3つもあります。

いつもは大体年に一本見るか見ないかというほどドラマというかテレビ自体見ないのに。

中でも意外にはまっているのが、ラスト・フレンズ。

見る前はそのテーマからaround40にはまるかもと思っていたのですが、実際はこのラスト・フレンズの方に引き込まれてます。

全く前情報無しに、たまたまテレビを付けたら初回を放送していてそれを見たのがきっかけ。

登場人物からして、もっと軽いノリの友情ドラマかななんて思っていたら、結構重いテーマと内容で見入ってしまいました。

かつて、安田成美と中森明菜主演の友情をテーマにした“素顔のままで”というドラマがあったのですが、ついついそれを思い出しました。

この手の女性同士の友情を描いたものには結構弱くて、あのドラマも涙して見ていましたっけ。
終わっても名残惜しくて、テーマソングだった米米クラブのCDも買ったり(笑)。

今後の展開が楽しみです。

ドラマといえば、新聞のテレビ欄で紹介されていた今晩の刑事もののドラマ、
容疑者がお菓子教室の講師ということで、ちょっと興味があり、テレビをつけてみましたが・・・。

被害者の死体を生クリーム等でデコレーションするという、ちょっとヤメテ~という内容(苦笑)。
そのデコレーションも首から上の部分すべてにコテコテのクリーム三昧、そして今どき珍しい真っ赤なドレンチェリーがこれでもかというくらい使われていて、かなり強烈。

一瞬、仮面ライダーなどに出てくる敵の何かかと目を疑いました。

さらに、その生クリームは講師が買出しにいった食材という設定なのですが、なんと、すでにホイップされた、よく業務用などで使われているビニールの袋に入ったクリームで、それをとっさに殺めた死体に搾り出すというもの。

お菓子教室でこのホイップ済みクリーム使うんだ~と思いつつ、横目でちらちら見てました(笑)。

それにしても、あの“装飾(デコレーション)死体”(←コレ、タイトルです)、名実(?)ともに不気味です。

そもそもその発想が凄すぎやしないですか~!?

No.167|映画/TV/本Comment(0)Trackback

怪奇(?)小説から学んだこと

2008/03/17(Mon)22:35

“食の嗜好の本質は郷愁なのだ。幼い頃の食習慣と、逆にめったに食べられなかったものへの憧憬が、おとなになってからの食の嗜好を形成する。”
(津原 泰水著 埋葬虫より)

先日読んだ小説に、このようなくだりがありました。
主人公が食にこだわりがあるというくらいで、この小説自体は食とはほとんど無縁な内容の怪奇(?)小説なのですが、なぜかこのくだりが、私にとっては小説の内容よりも印象的でした。
そして印象的であると同時に、連想したのが、最近いたるところで耳にする“食育”ということばです。

元々この食育ということばは、

“明治31年(1898年)石塚左玄が「通俗食物養生法」というほんの中で「今日、学童を持つ人は、体育も智育も才育もすべて食育にあると認識すべき。」 と、明治36年(1903年)には報知新聞編集長であった村井弦斎が、連載していた人気小説「食道楽」の中で「小児には徳育よりも、智育よりも、体育より も、食育がさき。体育、徳育の根元も食育にある。」と記述しています。最近、「食育」という言葉が改めて広く聞かれるようになりましたが、そのルーツは大 変古い物です。”(食育・食生活指針の情報センターのHPより)で、

さらに、最近は子供だけでなく成人も含めた
“国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指します。”(食育・食生活指針の情報センターのHPより)

ということだそうです。

こうしてみると、やはり子供の頃に築かれた食生活が如何に大切なものか、そして終生、自分の身体作りに大きく影響してくるものなのだということがわかります。

生きものとして、絶対に欠かせないのが食。
あたりまえですが、生命の礎なのです。

あらためて、幼少期の食生活、食習慣をもっと重んじ、自分自身食に携わるものとして、しっかりと考えて行きたいなと思いました。

思わぬところから思わぬことを学ばせてもらいました。
興味のある方は是非。
といってもこの小説、タイトルから想像付くようにストーリー自体は、ちょっとグロテスクですが・・・(苦笑)。

No.123|映画/TV/本Comment(0)Trackback