少年探偵団シリーズ ご存知ですか?
小学校の頃、私は図書室に通い詰めていました。
その目的の1つはそう、この江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ(ポプラ社)を読むため。
元々大人向けの小説を子どもにもわかりやすいようにと書き改めたものです。
ハードカバーになんとも言えない想像力をかきたてられるちょっと不気味な挿絵、そして、なにより、犯人が怪人20面相以外の場合、そのほとんどが最初から事件に関わっている内輪のメンバーだった!というストーリー展開がたまらなく好きでした。
眠りほうける生活も3日目となるとかなり退屈で、その合間合間に上体を起こしては読書したり、調子がよいとパソコンを開いてブログを書いたり。
そんなわけで、ページの進み具合もかなりのもの(笑)。
今回借りてあった“地獄の道化師”は一気読みです。
先日ふと乱歩が読みたくなって例のごとく図書館に行くも、元の小説はほとんどが残念ながら閉架書庫。
なので、乱歩賞受賞作家の作品いくつかと、児童図書コーナーに行って懐かしのこの少年探偵団シリーズを借りてきたのです。
それにしてもまだあったのですねぇ、実はそれに感激したりして。
まだ一冊めですが、早々に乱歩ワールドが思い切り感じられ、当時に舞い戻った気分。
あれから30数年。
今度は図書館通い(笑)。
目的はもちろんこの少年探偵団シリーズ!
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