2008/12/17(Wed)22:33
今日も冷たい雨でしたね。
晴れの日の日中はそこそこ暖かなのに、雨だと急激に冷え込みます。
さて、遅れましたが先週ディナーをいただいた、
Fish Bank TOKYOのレポートです。
まず印象に残ったのがその客層。
店内は日曜夜にもかかわらずほぼ満席でした。
窓際とその内側のテーブル席2列は全てカップル。
しかも20代と思われる比較的若い層です。
そして壁側ソファ席はそのほとんどが30~50代と思しき、外国の方も含めた同性同士。
もちろん中には数組カップルもいましたが、ほとんどは男同士女同士の大人な方々です。
で、私はどちらに通されたかといえば・・・壁チーム(苦笑)。
でも、あとから入ってきた明らかに20代と思われるカップルも私たちの隣に案内されていたので、窓際族は早めの予約組もしくは、イベントディナーでの予約 組なのかもしれません。
そのためか、食事が最後に近づくと、キャンドルの立ったケーキが次々と、窓際族のテーブルへ。
おそらく、8割くらいのテーブルにそのキャンドルケーキが運ばれていたような気がします。
そして、辞退しなければ、お店の方がハッピーバースデイの歌とともにお祝いしてくれるサービスがあるようです。
さて、肝心なお料理ですが、全体的に塩分控えめのヘルシーな印象。
フィッシュバンクというだけに、お魚がメインの構成です。
どれもおいしくいただきましたが、珍しいところでは、“ワタリ蟹とスイートコーンのカプチーノ”、“フィッシュボロネーゼのパスタ”が新鮮でした。
“ワタリ蟹とスイートコーンのカプチーノ”はスープなのですが、デミタスカップに入った 蟹のスープが運ばれてきて、目の前でスイートコーンの泡を載せてくれます。
その泡が初体験。
いわゆる、髪の毛につけたりするスタイリングフォームの入った缶のようなものを持ってきて、同じくスタイリング剤のようにして缶を振り、カップの上に シューッ。
すると、缶の中からこれまたフォームのような泡が出てきて、よくみると、それがスイートコーンのムースなのです。
いただき方も、まさにカプチーノ。
下のスープを飲みつつ、スープの熱で徐々に溶けてきたコーンのムースを一緒に味わいます。
蟹とコーンという組み合わせも珍しいかも。
そして、もう1つの“フィッシュボロネーゼのパスタ”。
これは要するにミートソースの魚バージョンというわけで、ほぐされてバラバラになった魚がオリーブオイルのソースとともに和えてあるパスタです。
これもありそうでなかったメニューかもしれません。
一見、ツナ缶?みたいに見えなくもないですが、さすがに缶詰のお魚ではないでしょう(笑)。
メインはマグロのステーキのフォワグラ載せと仏・バスク豚のローストの2種盛り。
お肉と魚のメインが同じお皿に盛り合わせって言うのも、ちょっと変わったサーブの仕方かも。
最後のデザートはワゴンで好きなものを好きなだけチョイス。
タルト2種、ムース2種、ロールケーキ、オペラ、アップルケーキetc.・・・というメニューでしたが、これらはちょっと期待はずれかなぁ。
なんだか時間がたってしまっているのか、タルトは湿気ているし、ロールケーキはパサパサだし、味云々の前に状態が今ひとつ。
保管状態があまりよくないのか、ちょっと残念な気がしました。
かつ、お皿に盛り合わせてくれるのも、本当にただカットしたものを、まるで自分でビュッフェでお皿に載せるように、なんの仕上げも無く、ただ無造作にのっ けられているだけ。
それまでのお料理がとても美しい仕上げだっただけに、惜しいです。
ただ、嬉しいのは、デザートがお替りできるようでした。
私があと一切れという状況になった時、すかさずお店の方が、ケーキもう少しいかがですか?とお声を掛けてくださいました。
残念ながらかなり満腹状態で、遠慮いたしましたが、コレは逆にあまりないサービスかなと印象がよかったです。
それとも、私が物欲しそうにしていたからなのか!?
それからパン。
なんとメゾンカイザーのパンをいただくことが出来ます。
今回も4種の中から2種いただきましたが、トマトのパンは大きなドライトマトが入っていておいしい。
かなり気に入りました。
お店の雰囲気はかなりムーディーで、それなりに大人な感じでしたが、これとは逆に実際は若いカップルのアニバーサリー仕様のレストランで、ちょっと意外。
それともこの日は特別だったのでしょうか・・・。
確かに夜景は相当綺麗なので、ここぞという時はオススメ。
お店出入り口前のフロアの中央にはちょっとしたロビーのようなソファが置かれ、精算している間など、わずかな時間ですがゆったり休むことが出来ます。
白樺のディスプレイがきれいだったので、こちらで一枚。
帰りは赤坂プリンスのイルミネーションを横目に、車窓から。
毎年の事ながら、ホテルごとイルミネーションのデザインというのがかわいいですね。
今年はツリーのようでした。
それにしてもこの汐留シティセンターのパーキング、何回行っても入り口を間違えて、グルグル無意味にドライブしてしまいます。
・・・と、ここまで書いて思い出しました。
このお店、OZ Mallで紹介されていたのでした。
かくいう私もそれでチェック(苦笑)。
オズマガジンならば、どうりで年齢層低いわけですね・・・納得。
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No.403|レストラン|Comment(0)|Trackback