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8 Presents 通信

お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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“梅干”のケーキ・・・いえいえ“さくらんぼ”です

2009/05/17(Sun)22:58

本日はリクエストメニューのレッスンでした。

シュバルツバルダー・キルシュトルテはドイツのあまりにも有名なお菓子のひとつです。

日本に普及しているケーキはフランスのものが多い中、ドイツ菓子でもこのメニューはそこそこ知られているものでしょう。

またの名をブラックフォレストケーキなどと言われ、親しまれています。

実は、このメニュー、私が母からプレゼントされた初めてのお菓子の本、今田美奈子先生の“お菓子の手作り事典”の表紙にもなっています。

そして、その後私が先生のお教室へ通いはじめたある時、先生がこの表紙にまつわる面白いお話をしてくださいました。

「当時はこのケーキに使われているようなダークスイートチェリーがあまり普及しておらず、チェリーといえば、ドレンチェリーか枝つきの缶詰のチェリーでし た。このダークスイートチェリーを飾ったら、梅干みたいなので換えてください、と編集の方に言われました。でも、換えずにこのまま撮影してもらったのですよ。」

自分にとって初のお菓子本の表紙であり、さらには、後にそんな面白いエピソードがあったことも知り、大変印象に残っているケーキです。

確かに、昔はチェリーといったら、あの甘くて真っ赤なドレンチェリー、またはパフェなどに載っている枝付の味の薄いチェリーが主流でした。
今ではフルーツケーキと杏仁豆腐くらいでしょうか、見かけるのは。
懐かしいです。

それにしても、“梅干”とは・・・その発想もすばらしい(笑)。

前置きが長くなりましたが、本日のメンバーのうちお一人は過去にも、要するに11年前のレギュラークラスにて受講された方。
なので、このメニューは本日2回目の受講です。

作業としては当ケーキサークルでも久しぶりのナッペに、皆さん真剣に取り組まれていらっしゃいました。

ナッペは何回やっても上達しないともっぱらのご意見。

来月のレギュラークラス、トルタ・ディ・マルゲリータでもナッペがあります。
2ヶ月連続で、じっくりとモノになさってくださいね。

本日もお疲れ様でした。
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No.554|ケーキサークルComment(0)Trackback

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