今日で旧家の解体工事も8日目に入りました。
昨晩からの台風が危ぶまれましたが、幸運なことに今日は朝から快晴!
職人さんにとっては幸運ではなかったみたいですが(苦笑)。
今回お願いしている職人さんは5人で、全て外国人。
現場監督であるチーフはイランの方です。
とはいえ、もう日本に23年も滞在、さらに奥様も日本人ということなので、日本語ぺらぺら。
そして、とてもフレンドリーで高感度大な方です。
そのほかの4名は、トルコ人2人に、チーフと同じイラン人2人。
聞くところによると、この業界、海外からいらしている方がとても多く、彼の会社には他にもアフリカからの方もいらっしゃるそう。
驚いたのは、その会話です。
日本語あり、英語あり、???語あり・・・。
現場では様々な言葉が飛び交っています。
チーフの彼は日本語、英語、アラビア語、トルコ語、そして母国語のペルシャ語と5ヶ国語話すのだとか。
スゴイです!
(というか、イランの母国語がペルシャ語だったとは・・・知りませんでした(恥)。)
これだけ話せるならいつでも通訳の仕事に転職できますね~と冗談を言っていたら、ところがところが、彼は現在の仕事の腕がとてもいいようで、この8日間の仕事振りを見ていた近所の工務店や不動産やさんから早くもスカウト?なのか、仕事の依頼が来たそうです。
またまたスゴイ!
確かに素人目に見ても、仕事が丁寧ですし、人当たりもよいので、安心して仕事が任せられそうな方なのですよね。
彼の元で働く彼らもとてもまじめな印象。
おかげで当初感傷的になっていた解体工事も、毎日明るい気持ちで見に行くことができています。
しかも、今日行ってみてびっくり。
2階の柱4本が腐っていて、今にも崩れそうだったことが発覚。
廃材となって置かれた柱は、確かに木の部分が黒くなっていて中がスカスカ。
大きな地震が起きたら、一発で倒れて屋上床のコンクリート、重さにして8tがモロに落ちてきたところだったと説明されました。
怖いです。
やっぱり、この家、このタイミングで解体されるべくして解体されたのかもしれません。
いくら大好きで思い入れのある家でも、コンクリートに押しつぶされたのでは堪りませんからねぇ。
いよいよ来週から機械が入っての解体となります。
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