タイトルから、スーパーマーケットのメニューを連想したりしていませんか?
確かにスーパー好きの私ですが、この場合は“超”とか、“優れた”の意味のメニューです(笑)。
10月、11月とやや肌寒くなりかけた頃から、家の朝食には定番の野菜スープが登場します。
この野菜スープ、超簡単ながら、とてもおいしくて、野菜もたくさん摂れる優れもの。
作り方はいたって簡単。
というか、作り方、なんてものはほぼないに等しいです(苦笑)。
大きな寸胴なべにお水を八分目くらいまではって火にかけ、たまねぎ、ベーコン、にんじん、コーン、きのこ類、インゲンなどのお豆類をベースに好きな野菜をぼんぼん放り込み、途中ブイヨンと胡椒を加え、あとはひたすら数時間弱火にかけておくだけ。
このほかの野菜としてはコンソメベースの場合、白菜、大根、水菜、蕪など、また、イタリアンベースっぽくしたい場合は、セロリ、ルッコラ、アスパラ、パプリカ、トマト、キャベツなどを入れたりします。
最初に鍋に入れる時点の状態の野菜はてんこ盛りです。
こんなに食べられるのか!?というほど。
ですが、煮込んでいくと半分以下の嵩になってしまいます。
しかも、普通は捨ててしまいがちな大根の葉や、キャベツの芯なども丸々使えるので、無駄もありません。
そして、このスープ、実はたまねぎが完全にとけ、他の野菜も溶け始める3日目くらいが一番おいしいのですが、それを計算し、2種類の味を楽しみこともできます。
例えば2,3日目にクリーム系にしたい場合は、あらかじめクリームベースにも合いそうな、ジャガイモ、さつまいも、かぼちゃ、ほうれん草などを加えて煮始めます。
そうすると、一日目は割りとあっさりなコンソメスープ、そして、その後ホワイトシチューのルーや牛乳を加えて、2,3日目は野菜エキスの一杯溶け込んだ濃厚なクリームシチューとして楽しむことが出来ます。
2日煮込むと、お芋やかぼちゃはトロッとなって極旨。
イタリアンベースのスープもトマトを缶詰のホール状のものにして一缶丸々入れると、かなりトマトの濃いミネストローネのようなものになります。
この場合は好みでお皿によそった後、サワークリームを落としたりしていただくと、これまた絶品。
こんなに簡単で、しかも作る(ほどでもない作業ですが)のは3日に一度、それでいておいしくて身体にも優しい、私にとってはスーパーメニューです。
朝食のみならず、夕食の副菜としても便利。
もちろんそのまま朝食と同じスープとしていただけますが、それ以外にドミグラスソースや何かのソースをのばす時のベースにも使えます。
おそらく、和食の“だし汁”と同じ感覚の存在なのかもしれませんね。
このスーパーメニュー、サラダが食べたいなぁと思いはじめる、春ごろまで続きます。
ちなみに、今日は2日目のベーシックコンソメ。
硬~いキャベツの芯もいい感じに柔らかくなっています。
そして明日はラストのベストコンディション!
でも完食したその夜は3日に一度の次のスープ作りがあります。
今度は何を入れようかなぁ。
簡単~!なんて言っておきながらこれさえもちょっと面倒な私(苦笑)。
PR