この3つの言葉、すべてボードゲームです。
このうち私がはっきり認識して説明できたのはオセロのみ。
ニップにいたっては、初耳です。
実は最近例の姪に教わったこのニップというゲーム、簡単に言ってしまうと、オセロの円形ヴァージョンです。
オセロのボードが四角いのに対し、ニップは円形、マスの代わりの線も放射線状に伸びています。
これが中々難しい。
通常オセロは先に四隅を自分のコマで押さえてしまうと、比較的勝ちやすいといわれていますが、このニップはそれが通用しないのだそう。
角は一旦押さえてしまえば、最後まで相手にとられてしまうことがなく、その一辺がすべて逆転されてしまう危険はありませんが、円形の場合は角がないので、早々と外側のマスを自分のコマで固めても、終盤でその両脇に空きを残してあり、その空きのマスを相手に取られてしまえば、一気に大逆転でされてしまいます。
オセロとは似て非なるものなり、なゲームなのです。
“似て非なるものなり”といえば、このニップというゲームが入っていたボードゲームのセットの中に、オセロもあったのです。
が、オセロと思いきや、“リバーシ”なる名前。
え、オセロじゃないの?
どうみてもオセロなのですが・・・。
そこで、またちょっと調べてみたら、どうもオセロは、1945年秋頃に日本の茨城県水戸市で考案されたボードゲームで、リバーシの特別な形なのだそうです。
さらに、リバーシのほうが歴史は古く、19世紀のイギリスが発祥だといわれているとか。
厳密にはルールが若干異なるものの、日本においてはオセロ=リバーシという認識なのだそう。
ただ、商標登録等の関係で、オセロという名称は使用せず、リバーシという名称でも販売されているそうです。
(Wikipediaより)
なるほど。
じゃあ、やっぱり、オセロだったのですね。
ついでに、ニップをみてみると、日本でも太平洋戦争以前(1941年12月8日 – 1945年9月2日(または8月15日)から、“ニップゲーム”として存在していた(Wikipediaより))というから、私は全くその存在を知りませんでしたが、こちらもオセロとほぼ同時頃から親しまれていたゲームとなるわけですね。
それにしても、このボードゲームセット、かなり懐かしくてワクワクします。
ほかにも、ダイアモンドゲームやチェスなどがあり、子供の頃、よくこういうボードゲームセットを持参して、友人宅に遊びに行っていたのを思い出します。
素朴なゲームをやる子供が少なくなってきている時代、いまだこうして昔ながらのゲームが楽しまれているのだと思うと、ちょっぴり嬉しいですね。
なんて、その実、他のゲーム、殆ど対戦できないのですもの~(苦笑)。
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