今日目が覚めてふと窓の外を見たら、いつもまん前に見える大きな木がなくなっていました。
見ると、植木屋さんが登って枝を切り落としています。(右の写真左手が元々の木です。)
この木はお隣の敷地にたつゴールドクレストという木です。
ゴールドクレストというと一昔前、小型のクリスマスツリーのような感じで、手軽にお家でも飾れるということで爆発的に流行したのを覚えています。
当然我が家にも、何本かありました。
鉢に入れておいてもOKだし、家の境界に置いたりすると、ちょうどいい目隠しにもなったりしてとても便利な植物です。
最近では定着してよく見かけます。
ただ、通常このゴールドクレストは管理が難しく、殆どの場合あまり育たないうちに枯らしてしまうことが多いそうです。
実際我が家のゴールドクレストも自分の背丈ほどで葉がだんだん茶色く変色し、それ以上成長せずそのままの状態でしばらく放置していましたっけ(苦笑)。
ところが、上手に育てると20m以上の大木に成長するらしく、まさしくこのお隣のゴールドクレストがそれのお手本だったというわけです。
何度も書いていますが、我が家には庭がないので、窓から見える辺り一面のグリーンはすべて公園とお隣のお庭。
いわゆる“借景”です。
これが本当に貴重で、いつも楽しませてもらっています。
特にこのお隣の木にいたっては、家に住む自分たちだけでなく、おみえになる生徒さんをはじめ殆どのお客様が関心をもたれます。
色はゴールドクレストに似ているけれど、普通あんなに大きくはないですよね?
そういう時、自分の家の木でもないのにおかしいですが、ゴールドクレストだと説明すると大抵の皆さんは驚かれます。
色があのゴールドクレスト特有の薄い緑、黄緑に近いもので、高さもあり、葉も相当茂っているのでやはり目立つのでしょうね。
まさにお隣のシンボルツリーです。
ところが、私が越してきた昨年末頃から、お隣の方はこのゴールドクレストのことをとても心配されていました。
というのは、これだけ大きく育っているものの、内側は例によって多くの人が失敗してしまうように枯れ木が広がっていたからです。
枯れ始めると当然の事ながら木自体が弱くなり、支えられなくなって、そのうち倒れてしまう可能性もあるらしいのです。
お庭は公道に面しているし、万一倒れて通行人に当たり怪我でも負わせてしまったら大変ということで、いつもひやひやしていたらしいのです。
が、一方で、やはりご近所の方々からあの木がなくなってしまうのは寂しいから切らないでという要望が多くあり、とても迷っていたのだそう。
それがここにきてなぜ突然?と思ったら、おとといの強風が決め手になったのだとか。
確かに凄かったですよね~風。
我が家も新築でかなり密閉性が高いはずなのに、どこかでゴーゴーと音がするので何の音かなと思ったら、外の風の音でびっくり。
さすがに家は揺れませんでしたが、あれだけの音がするというのはかなりなものと判断できます。
これが前の家だったら、飛ばされないにしろ、飛ぶかもしれない恐怖はあったでしょうねぇ(笑)。
カゼといえば、私もどうやらきたみたいです。
最近めっきり風邪にはご無沙汰だったのに・・・・。
薬を飲んで今日はもう寝ます。
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