今日スーパーのパンコーナーで、こんなものを見つけました。
その名も頭脳パン(フジパン製)。
ネーミングに惹かれ購入、早速食べてみました。
一見、ありがちなデニッシュ系菓子パン。
この系統の菓子パンとしてふつうにおいしいですが、特に違いがわかりません。
そこでちょっと気になり検索してみたら、以下のような説明がありました。(Wikipediaより)
“頭脳パン(ずのうパン)は、石川県金沢市の金沢製粉が製造する「頭脳粉」を原料としたパン。
「頭脳粉」とは、通常の小麦粉にビタミンB1を100グラムあたり0.17ミリグラム以上配合したもので、このビタミンB1により脳の働きが活発になり記憶力や思考力が良くなるとしている。”
そうなのですねぇ。
そんな粉があったとはびっくりですが、さらに驚きなのは、このお粉、すでに1960年頃に、ある著書で紹介されたらしく、どうやらそのときからこの粉を使ったパンが販売されていたようです。
最近は粉にしろなんにしろ、いろいろと工夫された素材があるのだなぁと思いきや、最近どころか実に長い歴史のある粉で、しかも、面白いもの発~見!なんてウキウキしていたら、こんなロングセラーの商品だったとは。
ちなみに、当初は複数の製粉業者と製パン業者から発売されていたようですが、現在は先の金沢製粉が「頭脳パン」の商標権を保有し、各メーカーがこの粉を使って製造販売しているそうです。
それにしてもそれほど昔からあったパン、なぜまた最近店頭で見かけるようになったのでしょう。
今が受験シーズンだからだとしても、ならば20年前、30年前の、まさに自分が受験のこの時期もあった?
・・・いやぁ見たことないなぁ。
それとも私が気づかなかっただけなのでしょうか。
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