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8 Presents 通信

お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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イデミ・スギノ

2007/07/29(Sun)20:26

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行列のできるショップのひとつでもある、“イデミ・スギノ”。
今年のヴァレンタインデー、午後3時頃訪れた時点で完売!?、に驚いてから、どうも足が遠のいていました。
これはおそらく“通”の方にしてみれば当然で、考え甘~いのでしょうねぇ。


そんないきさつがありながら、今回たまたま知り合いからいただいて、やっと生ケーキにありつけました~!ので、ご紹介。
いただいたので名前が不明なのですが、1つはフルーツのタルト、もう1つはカシス(?)のムースと思われます。
この2点は特別変わったタイプのものではないので、初心者にはうってつけのメニューかもしれません。

まず、タルト(写真上)の方は、フルーツが盛りだくさんで、見た目華やか。
ワクワクします。
そして、台はクレームダマンドとパートシュクレ。
どちらもぎゅっと詰まった感じの食感、特にシュクレは湿気たりすることなく、さくっとしてgood。
バターのいい香りが鼻に抜け、さすが、の一品。

ムース(写真下)はすっきりとしたルックスで、味もいささか淡白そうと思いきや、見かけよりもぜんぜん味が濃く、カシスの酸味がいい感じに効いています。

先述のヴァレンタインのときは、焼き菓子をいくつか購入しましたが、丁寧に、まじめに作りこんであるというのがとても印象的でした。

今はどこもレベルが高く、おいしいのが当たり前で、むしろ、おいしくないものにめぐり合うことの方が少なくなってきたように思えます。
消費者としてはうれしいことです。
ただ、某CMのコピーにもあるように、“もう味にびっくりなんてないと思っていた”となるのも寂しいですよね。

“味”の裏にある、作り手の心意気や、思いが伝わるお菓子に出会えると、その味自体は想定内でも、別な感動があることは確か。
そういうお菓子に出会えた時はとても幸せだなと感じます。
今回のイデミ・スギノさんのお菓子たちも、そんな、感動を伝えてくれるお菓子のひとつのような気がしました。

やっぱりスウィーツっていいなぁ。
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