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8 Presents 通信

お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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2024/11/29(Fri)06:06

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味覚

2008/11/16(Sun)23:36

12月はリクエストクラスがお休みとなるため、今日が今年最後のリクエストクラスでした。

今月のリクエストは11年前のレギュラークラスのメニューです。

853173c2.jpg
マジパンを使うこのメニュー、実は私自身、あまり頻繁に作るものではありませんでした。

マジパンはすぐ手に入るという材料でもない上、甘さの強い生地のため、一般受けしにくいということもあったからです。

初めて作ったのは、まだ私がお菓子を習っていた頃ですからそれこそ15、6年前。

当時は本当に甘いお菓子だなぁと言う印象で、さらに作業工程が多いということも手伝い、なんとなくあまり作らないメニューの1つになっていました。

ところが最近久しぶりに作ってみて、そのイメージがガラリと変わりました。

あんなに甘いと思っていたのに、全然甘くない、というか、甘すぎない。

それはきっとその後10数年お菓子を食べてきて甘さに慣れた事、そして、なにより、巷で話題になるケーキが全体的に甘くなってきているためではないかと思いました。

昔はおいしいお菓子のポイントの一つとして、“甘さ控えめ ”ソフト” “あっさり”というのがあったように思います。
でも、最近は、より欧米化してきたのか、“甘さしっかり” “ハード” “濃厚”というのが定着しつつあります。

今覚えば、老舗のオーヴォン・ビュータンなどは、本当に甘いし濃いなぁと思っていたのに、今はとてもおいしいと感じますから。P1120233.JPG

(先日のギャラリー会期中、友人から差し入れがありました!→)

変われば変わるものです。

今日のレッスンで作ったガトー・ネッセルローデ・ア・ラ・クレームは、当時のレシピですが、甘さは適度で、むしろ個人的にはもっと甘くても良いかも、と感じたほど。

でも、また数年後には、違った感想になっているかもしれませんね。

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No.372|ケーキサークルComment(0)Trackback

まだまだ続きます、ケーキネタ “昭和のマーチ”完成!

2008/11/15(Sat)20:24

4日に渡ってお知らせし続けているオーダーケーキも、今日ついに完成、そして納品です。

結局こんな感じになりました。

f20b19c3.jpg  fa76b747.jpg
真正面                                           真上から


1696f675.jpgアップです。

まさしくジオラマのケーキ(笑)。

コアラがHappy birthdayのキャンドルを掲げ、行進しています。
まわりには、これでもかって言うほど満載の昭和時代から続くお菓子たち。

実際はわぁ、楽しい~と感じるビジュアルだと我ながら思うのですが、写真になるとそれが伝わりにくく難しい・・・。
なんだか、ごちゃごちゃしていて、見苦しいですね 残念。

今日はレッスンでしたが、このケーキは夕方納品だったので、それまでは皆さんにお使いいただく冷蔵庫の中で保管。

隠しようも無く、参加者の皆様に半分無理やりお披露目しました。

今日の皆さんはこの経緯をブログでご覧になっていただいていたようなので、すぐにピンと来られた様子。
正直、どう思われたのでしょう。

でもこのケーキ、少なくとも作っている側の私はかなり楽しめました。

まず、これだけのお菓子を一度に目の前にするって、それだけでワクワクします。
すっかり子どもの頃の遠足のお菓子に囲まれている気分。
上限もないですしね。
きっと小学生の頃、この状況になったら、興奮しまくっていたでしょうねぇ。
今でもこんなにワクワクしてるのですから。

そして、そのお菓子を使って、ケーキの上にミニチュアのお菓子の国を作るという作業も、これまた魅惑的。
いろいろストーリーなんか考えちゃったりして(笑)。

今回のこのケーキ、実は、大人が忘れていた子どもの頃の遊び心を蘇らせるにはもってこいの作業かもしれません。

かなり入れます。

ちなみに、ポポロンがこんなに焼きこんであるシューだったのにはびっくり。
前はもうすこし白っぽかった(焼があまい)ような・・・。
それに、ポップキャンディの緑はどこ行った!?

昔に比べると、やはりこういうお菓子も健康志向、本物志向寄りになっているのですね。



No.371|お菓子Comment(0)Trackback

Back to the 昭和!

2008/11/14(Fri)23:31

ズバリ、ケーキのテーマです。

しつこくまだまだこの話題で引っ張ります(苦笑)。

結局昨日ブログを書き終えたあと、これだ、と思いついたのが、このテーマ。

懐かしい昭和のお菓子をたくさんデコレーションしてしまお~というものです。

というわけで、今日もまたお菓子のまちおかに出かけて、いろいろ買い込みました。

P1120243.JPG P1120251.JPG

ポポロン、コロン、アポロ、ポップキャンディ、小枝、ポッキー、チョコボール、マーブルチョコレート、コーヒービート、ビスコ、コアラのマーチ、きのこの山、たけのこの里、チョコフレーク、鈴カステラの全15種類+英字と数字のキャンドルです。

これらをケーキの上にドーンと載せてしまう予定。

まさに味わいよりネタで勝負です。

ライブ会場は出演者を含め、おそらくみなさん昭和を謳歌してきた世代。

私が昨日まちおかで感動したように、みなさまにも是非昭和にタイムトリップしていただこうというケーキです。

土台はすでに出来上がったので、これからデコレーション。

狙うはポップでユニークなイメージ。
さて、みなさんを昭和にお連れすることができるでしょうか。

No.370|お菓子Comment(0)Trackback

新旧のお菓子の宝庫

2008/11/13(Thu)22:00

昨日の続きで、今日もデコレーションに奔走。

視点を変えて(?)、お菓子やさんをのぞいてみました。
各商店街に一店はあるといっても過言ではない、“おかしのまちおか”です。

いつもは店頭に並んでいるものをチラッとみるだけで、あまり店内のものをじっくり見ることもなかったのですが、今日はかなり真剣。

すると、結構面白いものや懐かしいものがいっぱいで、予想外に長居してしまいました。

子どもの頃、大好きだったお菓子、たとえば、ジューシーとかキャンベビーとか、クリームキャラメルなどなど。
最近見かけることが無くなり、もう無くなったのかと思っていたら、まだ健在だったのですねぇ、嬉しい。

輸入菓子もそうですが、日本の子供向けのお菓子もデザインやパッケージなどが半分おもちゃ感覚なので、食べたいかどうかは別として、見ていると楽しいですよね。

そしてここには先のようなお菓子から、さくらんぼもちやあんず棒、チロルチョコ、フェリックスガム(このあたりは涙モノ!)といった、駄菓子の部類の商品もあって、これまた本当に懐かしい。

一瞬、小学校時代に戻れます(笑)。

昔は遠足などのイベント時、おやつはいくらまで、といった制限がありましたよね。
その限られた金額内で収まるよう、このたくさんのお菓子を目の前にして、お店で随分と長い時間を費やしたことを思い出します。

なんて、今日も結構な時間滞在してましたが(苦笑)。

そこで、今日はその中から1つ、ハイチュウを買ってみました。
これも懐かしいお菓子のひとつではあるのですが、“ハイチュウ +コラーゲン” 栄養機能食品と、ちょっと進化し、大人のお菓子になってました。

早速お店を出るなり、家まで我慢できずに、一粒口に入れるも、おいしい♪
ハイチュウってこんなにクリーミーだったかなぁと思うほど、ミルキーなお味。
しかも、大好きなマスカット味にコラーゲンまで入っているというから、心置きなく次から次へ。

気づけば家に着く前に12粒完食してしまいました。
まさに一気食い・・・。

そんなわけで気分良く帰宅し、PCでニュースをチェックするも、
“ハイチュウにゴム手袋の破片混入” のニュースが!

よりによって、何十年ぶりに食べたお菓子にそんな事故とは、なんとも不運。

あまり味わって食べなかったから、きっと入っていてもわからなかったかも・・・。
まぁ死にはしないからいいでしょう。

それより、肝心なデコレーションですが、結局、英字と数字のカラフルなキャンドルを購入。
それにあわせてとりあえず、マーブルチョコレートを買ってみました。
実はこれも懐かしい・・・。

この取り合わせで行くと、ずいぶんとアメリカ~ンなデコレになりそうな予感。
どうなることやら。

*m&mの原産国が中国とあって、ちょっと意外な感じでした。
以前もそうだったのでしょうか・・・。

No.369|その日の出来事Comment(0)Trackback

夢に期待

2008/11/12(Wed)22:41

う~ん、行き詰ってます。
何にかと言うと、オーダーケーキのデザインに、です。

毎年この時期になるとオーダーが入る、ある意味恒例のケーキ。
恒例なので、過去にお作りしたものと同じようなものはちょっと避けたいもの。

しかも、LIVE会場でのパーティなので、ある意味、かなり目立って、インパクトがあることというのがひとつの課題。

今年も正式に依頼があったのは先月だったのですが、まだ先まだ先と頭の片隅に置きつつも、先延ばしにしていました。
っていうか、アイディアって、あまり早い時期から浮かぶものではないですよね!?

ギャラリーが終わってからでも、真剣に考えようと思っていたのですが、気づけば納品は今週末。

素材はなんとなく決まったものの、デコレーションのデザインがまったくイメージできません。

困った。

こういうときはウィンドウショッピングしたり、自転車でフラフラ出かけたりすると、浮かんできたりもするのですが、今日はダメでした・・・。

用事を済ませつつ、雨の中自転車走らせても、かわいい雑貨見ても、ピント来るもの何もナシ。

残すところ2日。

大丈夫なのか?私。

あとは思いきりステッパーをして、爆睡。
そうしたら夢に出てくるかなぁ、ケーキのデザイン。

No.368|ケーキサークルComment(0)Trackback

旧宅、大売出し~の巻

2008/11/11(Tue)23:30


90288a57.jpg 452548bf.jpg




ついに看板をつけました。
それはズバリ、積極的に売りだしていることをアピールするためです。
(ちなみにこの看板、モノクロの部分は自前です。)

家は跡形も無くなって、きれいに整地されています。

解体作業はもう随分前に終了しましたが、盛り土をしたりと、完全に終了したのはつい先日。

これで、何とか年内に目処がつけばいいのですが・・・。

今週末は現地販売会と称し、不動産屋さんの方が2日間、現地で立会い、ご案内してくださる予定。

良いご縁があることを祈っています。


オマケshotです→1448ba85.jpg
塀の向こうのおてんば。

ジーッと見つめているので、近寄ると・・・


266c519b.jpg大歓迎でおおはしゃぎ。

2人ともスゴイ表情(笑)!









No.367|その日の出来事Comment(0)Trackback

粋な計らい

2008/11/10(Mon)22:59

今日犬の散歩に行ったら、いつも通る家の玄関先にダンボールが置いてありました。
よく見ると紙が張ってあり、何か書いてあります。

まさか捨て猫?
と、気になって、近づいてみると・・・

“我が家で取れた柿です。よろしければお持ちください。”

そして箱の中にはおいしそうな柿がいっぱい入っていました。

なんて素敵。

この御宅、いつもの散歩コースの途中にあるのですが、この界隈は昔からの大きな日本家屋の多いいわゆる豪邸街で、雰囲気もよく、お気に入りのエリアでした。

今回の柿のお家も、まさにその豪邸のうちの一軒。
年季の入った大きな日本家屋で、昔ながらの木の門構え。
門の奥にはガラガラと開ける引き戸の、やはり木枠の玄関扉のあるつくりで、お庭や入り口脇には立派な樹木が植わっています。

いつも風情があっていいなあと前を通っていたので、今日のこの出来事にはさらに感激。

今日、外はとても寒かったのですが、この柿のおかげですっかり心が温まりました。

帰り道、ウチもなにかおすそ分けができるといいなと考えつつも、りんごはカラスさんに先取りされてしまうし・・・
って、そもそもおすそ分けするほど成ってないですが(苦笑)。

No.366|その日の出来事Comment(0)Trackback

不思議博士の不思議なお墓

2008/11/09(Sun)23:29

今日は今月初のレッスンでした。

今月のタルトのレシピはパータ・タルトといって、当ケーキサークルでは初めて取り上げる生地です。
とはいえ、今日のメンバーのうち、2名はこちらでのタルト作りは初めて。
なので、彼女たちにとってはそんなこととは関係なく初めてのタルト生地でした。

ここのところグッと涼しくなり、バターが溶け出しにくくなったので、パイやタルト作りが随分と楽になってきました。

今日の皆さんも、初めてにもかかわらず苦労されること無く、スムーズに仕上げていらっしゃいました。

甘じょっぱく、ザクッとした食感のタルト生地は、酸味の利いたりんごとバターやクリームのまろやかなソース、そして香ばしいアーモンドとも相性抜群です。

こちらの試食用では、小さいサイズのタルトレット型で。

大きいホールのものとはやや味わいも異なりますので、是非食べ比べなさってみてくださいね。

さて、レッスンの後は、近所の図書館に返却へ。

すると、そこで、“生誕150年 不思議博士・井上円了”という企画展示が開催されていました。

井上円了とは東洋大学の前身である「哲学館」の創立者であり、中野にある“哲学堂”公園を作った哲学博士です。

哲学堂は実家の近くでもあったため、よく遊びに行きましたし、成人してからはお花見で訪れているなじみのある公園。

そして、なにより、ここには“幽霊”と“天狗”の像があり、子供の時から“ちょっと怖いけど、すごく興味のあるところ”として、特別な存在の公園でもありました。

前置きが長くなりましたが、そんなわけでフラッと立ち寄ってみました。

会場には、彼の生い立ちや活動内容などのパネル、そして訪れた地で集めた彼のコレクションなどが展示されていました。

“妖怪”という言葉を初めて使った人物であり、日本だけでなく講演のため諸外国も巡った、大変活動的な方だったようです。

なかでも、私が特に印象に残ったのは、彼本人のお墓です。
(お墓とご遺体の写真らしきものまで、展示されています!)

生前、自ら、お墓(墓石)をデザインしていたというから驚き。
しかも、そのデザインが、一般的な四角い石ではなく、輪っかと“井”のような形をした石を組み合わせたなんとも大胆なもの。
お墓というより、まるでオブジェです。

今でこそ、ボールだったり、楽器だったりと、ユニークな墓石はいろいろありますが、当時にしてみたら、大変珍しかったのではないでしょうか。

真理の探究・不思議の解明を追求し、自ら“不思議庵主人”と称していたと言いますが、やはりいろんな意味で、風変わりな博士だったのかなぁと思ったり・・・。

わずかなスペースでの展示でしたが、しっかり小一時間楽しませていただきました。

ちなみにこの展示は、14日(金)まで、中野ZERO展示ギャラリーにて開催されています。

お時間とご興味のある方は是非いらしてみてはいかがでしょう。

No.365|その日の出来事Comment(0)Trackback

杏仁豆腐シュー by IKEA

2008/11/08(Sat)22:44

今日はクリスマス用品を見にイケアへ。
大体ワンシーズンに一回の割合くらいで出かけてます(笑)。

お買い物のほかに合間のお茶も結構楽しみです。
今回は初メニュー(?)のカップシューに挑戦。

42ee204e.jpgココット型のプラスチックケースに、すっぽりはまったシュー。
生クリームがいっぱいで、ワクワク。

いただきま~すと頬張ると・・・
このクリーム、なんだか不思議な味が。
でも食べたことのある味、
そう、杏仁豆腐味です。5801df2c.jpg


クリームをすくっていくと、中からこれまた杏仁豆腐には欠かせない缶詰のフルーツが!

桃、チェリー、りんご?。
この組み合わせはまさに杏仁豆腐。

なかなか斬新ですねぇ。
これって、北欧風のアイデアなのでしょうか。

デザイナーの名前は無かったけど・・・。



No.364|お菓子Comment(0)Trackback

緑のバラ!?

2008/11/07(Fri)22:22

今日は昨日の片付けの続きと、たまりにたまった家の用事に一日追われていました。
実家のおてんばの散歩も7日ぶり。
心なしかおとなしくなっていた気が・・・。

そして、疲れて頭がボーっとしていたせいか、いつもと違うことをして、思わぬことを発見してしまいました。
こちらです。

17737bec.jpg








これはなんでしょう?

実は青梗菜なんです。

いつもは、根元のところから葉っぱを手でむいていくのですが、何を思ったか、今日は包丁で切り落としてしまいました。
そうしたら、根元の部分が残って、ふと見たらこんな形に。

わぁ、これバラ!?
なんだか捨てるのがもったいなくて、またもやキッチンの窓辺に飾ってしまいました。

先日のさくらんぼの柄と卵の殻で出来た“オバQ”はさすがに処分してしまったので、今度の窓辺の特等席はこの緑のバラに。

いつまで持つかなぁ。

さて、話は変わりますが、今日集計したところ、今回のイベントの来場者数はなんと、約150名。
初の試みにしてはスゴイ!と我ながらびっくり。

ただし、オープンとは謳ったものの、次回はまだ未定。(苦笑)

この機会に是非展を開いて見ませんか?
興味がおありの方は是非ご連絡ください!




No.363|その日の出来事Comment(0)Trackback