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お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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フリーズドライとドライの苺

2009/01/09(Fri)19:00

今月のメニュー、“コフレ・ア・ビジュウ”では、苺を使います。
当初、フリーズドライを使う予定でレシピを作成していましたが、その後ドライもどうかなと検討を始めました。

P1130113.JPGところが、このドライ、意外と味が薄い。
大抵ドライのものはフルーツにしろ野菜にしろ、味が凝縮されていることが多いですが、この苺に関してはあまりそういう印象はありません。
特に酸味に関しては皆無。

甘さはそれなりにあるものの、甘いだけな感じで、インパクトは弱いです。



一方、フリーズドライの方は、サクサクっと歯ざわりがよく、酸味がしっかり。P1130221.JPG
そのサクサク感はたとえて言うと、お菓子のカール?みたいな感じでしょうか。
味はどちらかといえば甘さより、エグみみたいなもののほうが口に残ります。
またイチゴの風味もこちらの方が強いかなと個人的には思いました。
色味はいうまでもなく、こちらの方が鮮やかで見栄えがします。

かなり前にこのフリーズドライの苺を丸ごと一個ホワイトチョコレートでコーティングしたものを食べて以来、すっかりファン。
いつか使ってみたいなと思っていた素材の1つです。

そんなわけで、結局当初の予定通り、“コフレ・ア・ビジュウ”では、フリーズドライを使うことにしました。

P1130225.JPGところで、先日、一口大のいちご餡大福なるものを発見。
フリーズドライ苺入り、に惹かれて購入してみたのですが、こちらは、う~んいまひとつ。

こしあんに少しだけ入ったジャムのようなフリーズドライのような苺。
言われてみればそうかもという感じです。
まぁ、値段が値段だけに、本当に入っているのか、それとも大福の餡に加工してしまうと、こうなってしまうのか。

実は私も今回の“コフレ・ア・ビジュウ”を作るにあたり、最終的には初めの量の3倍にフリーズドライ苺を増量しました。
というのも、やはり単独で食べた時より、ケーキにあわせたらその味や存在感が薄れてしまったからです。
そのまま口にしていた量ですと、実際ケーキに入れて食べてみた時、ほとんど入っていないに等しい印象。
結局少しづつ少しづつ増量していき、最終的な量が決まりました。

素材って難しいですね、選ぶのも使うのも。

さて、その肝心な“コフレ・ア・ビジュウ”。
3倍に増やしたフリーズドライ苺の存在がわかっていただけるとよいのですが・・・。
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No.426|材料・素材Comment(0)Trackback

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