今年はこれでもか~とばかり誕生日のイベントをしている気が(笑)。
こんなに誕生日がらみで食事したり出かけたりするのは何年ぶり、いや何十年ぶり?でしょうか。
というわけで、第三弾は同じく8月生まれの少しお姉さまの友人と神楽坂でフレンチのランチ。
神楽坂は最近たまに訪れています。
元々ここ中野から交通の便もよく、地元的な遊び場になる要素たっぷりなのですが、実際はあまり来たことがありませんでした。
私にとっての神楽坂は古い町並みが残る風情のある大人の遊び場という印象。
そんな神楽坂らしいお店を探していたら、見つけたのが今回お邪魔した“かみくら”さんです。
ここは“築50年の家屋を楽しみながら味わっていただく、お箸で食すフレンチ”というだけに、日本家屋の民家をリノベーションしたものすごく雰囲気のある隠れ家的なお店。
HPを拝見した時点で、なんだか高級料亭のごとく、わぁ、敷居高そう~!と端からあきらめていたのですが、ところがところが・・・。
ランチ3,000円~、しかも全室個室。
お料理はメインにお肉とお魚の2品をお願いすると4,000円となります。
どちらかの場合は3,000円ですが、いづれも1ドリンク付き!
今回はお互いのバースデイと言うことで、奮発して(?)4,000円のコースをいただきました。
デザートはクレームブリュレとクラシックショコラとソルベの3品盛り合わせ。
クレームブリュレの表面のカラメルがいい感じにパリパリで、クレームブリュレ自体もコクがありとてもミルキー、クラシックショコラは見かけよりずっときめ細かくしっとり、それでいてショコラの味はしっかりと、どちらもとてもおいしかったです。
量的には私たち中高年(?)の女性でもそれほど苦しくなくいただける程度に思いました。
予約時、お店の方から「お肉、お魚のフルコースでよろしいですね?」
と念を押され、ちょっとドキッとしましたが、そんな心配は皆無(苦笑)。
食後は腹ごなしに神楽坂の街をぶらぶらと散策。
ここは車では楽しめない、徒歩ならでは発見があり、ワクワクします。
また目抜き通りは神楽坂上(という交差点ながら、土地自体は低く下がった感じがあります)を境に地下鉄駅の飯田橋寄りと神楽坂寄りでは街の感じが異なります。
飲食店の多い繁華街とスーパーや八百屋さんといった地元の商店街、みたいな感じでしょうか。
入ってみたいお店がとにかく色々あって頭の中が混乱。
その中で一軒、唯一覚えていたのが、なんとか茶寮という甘味処。
そこは以前雑誌で何度か見かけたことがあり、神楽坂に行ったら寄ってみたいなぁと思っていたところでした。
でも、今回は住所を控えていないので、次回に・・・なんて諦めていたら、たまたま横道にそれるとそのお店がふと目の前に出現。
先日のたこ焼きにしろ、探しているとなぜかそこに現れる・・・不思議なのですが、“引き寄せられる”のでしょうかねぇ。
いい感じにのども渇いてきたのでお茶をすることに。
“かみくら”も第一候補日が取れないほどの人気ぶりでしたが、ここもそうなのか満席で、少し外の席にて待機。
こちらも民家を改造系で先ほどの“かみくら”と同じにニオイがします。
正面の扉を開けるとまん前に大き目のケーキのショーケース。
食直後はそうでもなかったお腹ですが、なぜか散策後ちょっと満腹感が増し、しっかりケーキチェックできませんでした。
でも、“茶寮”というだけに、少し“和”をとりいれたスウィーツが多かった気が。
最近は何でもネットで情報を得ることができるので、ついついチェックの真剣さが劣ってしまうのですよね、イケナイ、イケナイ。
ということで、後日確認したところ、なんと、この2軒は文商事株式会社のAYA DININGが展開するお店。
どうりで、お店の作りや雰囲気が似ています。
ちなみに、なんとか茶寮は“神楽坂 茶寮”。
“ぷりん大福”というスウィーツが有名なようです。
この2店舗以外にも神楽坂を中心に様々なジャンルの複数のお店を経営しているようなので、機会があればまた他のお店にもチャレンジしてみたいなと思います。
もちろんプリン大福も。
ご参考までに、ランチの“かみくら”さんは、明記してあるランチタイム終了時刻14:30ジャストくらいに、「もうお時間でございます」と、お店の方のお迎え(?)がありますが、“茶寮”さんは、店頭に、あえて「居心地のよさを感じていただくため、時間制限をしておりません」的な内容の張り紙が貼ってある位、お店承認、心置きなく“まったりとお茶”のできるお店みたいです。
実際途中大雨が降り、しっかりと雨宿りさせていただきました。感謝。
今回の2軒を含め、こんな都心にありながら、ちょっとした小旅行気分に浸れた、充実の神楽坂での半日。
中でも特に印象的だったのが、私たちが“かみくら”さんで通されたお部屋。
どうやらヒノキの間(?)と言われるところのようですが、トイレ横の2人も入ればいっぱいの割とこじんまりとしたお部屋で、ここは元々どういう用途で使われたのかと2人で詮索していたところ、手がかり発見~!
なんと天井には昔懐かしい小さい四角いタイルがびっしりと張られていました。
どこかで見たことのある景色、う~ん・・・
そう、そういえば子供の頃おばあちゃんの家の湯船から見た光景!?
ということで、おそらくお風呂場だったのでしょう、と私たち捜査官は推理。
確かに入り口ドアを開けた時の土間とは違う簿妙な大きさのスペース、これも脱衣場と思えば納得です。
正解は何なのか気になるところ(笑)。
スウィーツ情報とは外れますが、これから訪れる方、是非ともチェックしてみてください!
PR