この日はバースデイランチということで、ペニンシュラの広東料理、Hei Fung Terraceへ。
テーブルに通されると、すぐにおつまみ?が置かれます。
飴がけされた胡桃。
これがはまります。
カリッと香ばしい飴の中から全くクセのないローストした胡桃が現れます。
その味や香りはかりんとうにも似ているかも。
お料理をいただく前に、コレとお茶でかなりお腹がいい感じに(笑)。
ランチコースはランチメニュー(という名前)とシェフメニューの2種類。
どちらも惹かれるものがあり、1つづつオーダーしてみました。
共に点心、スープ、メイン2種(お肉、魚介)、ご飯もの(麺orご飯)、デザートという構成です。
全体的には上品な味付けで、そこそこの量ですがもたれることはありません。
かといって、あっさりしすぎて物足りないということも無く、とてもおいしくいただきました。
中でも私が気に入ったのは、スープ。
“海鮮ととうがん入りとろみスープ”は、塩味こそあっさり薄めですが、小さくカットしたダイス上の魚介類がゴロゴロ入っていて美味。
おかゆにも似た感じのお料理でした。
この中にご飯が入っていてもおいしそう。
ご飯といえば、今回はこちら。
一瞬チマキ?
と思えますが、中身はチャーハン。
でも、味はチマキにもそして、パエリアにも似ているような・・・。
お茶はどれもポットまたはお湯足しのサービスがあり、一回オーダーすると、基本的にはずーっとそれを飲むことが出来ます。
このお湯足しのサービスがまた凄い。
茶碗に注がれたお茶が半分以下になると、どこからとも無く、さっとお店の方がやってきて、お湯を足し、すぐに茶碗に注いでくださいます。
お客であるこちらが終始視線を感じるわけでも無く、でも、きちんとチェックをされていて、切らすことなくサービスしてくださるので、感心させられます。
私が頼んだお茶は小菊の花のお茶。
このお茶はポットではなく、まさに茶碗にお花が入っていて、そこにお湯を注ぎ、フタをして、もう一方の茶碗に移します。
エッ、蒸らさなくっていいの?と少々戸惑いますが、蒸らしてはいないようでした。
中国茶はよくわかりませんが、こういう淹れ方もあるのですね。
お味のほうはカモミールティによく似ていると思いました。
そして、デザートはコースの杏仁豆腐、タピオカ入りココナッツミルクのほかに、バースデイ仕様の桃饅頭です。
この桃饅頭、中国の祝い菓子だそうで、お店の方のお勧めもあり、オーダーしてみました。
さらに、サービスでチョコレートプレートもつけてくださるということでした。
ところが、このプレート、中に入れる、“メッセージはどうなさいますか?”にちょっと困惑したりして(苦笑)。
だって、自分の誕生日に自分でHappy Birtheday 〇〇!でお願いしますって、頼みにくいですよね?
ま、そこは開き直って、普通にオーダー。
自分で自分をお祝いするんです~ってのも悪くない!?
それに記念ですから、いいっか(笑)。
桃饅頭は中にカスタード餡が入っています。
お店の方はカスタード“クリーム”と説明されていたようですが、食べた感じは、“餡”かなぁ。
ほんのり甘くやさしい食感の、見た目もかわいいお菓子でした。
テーブルにいけられたお花、そして箸置き。
こまごまとしたところまで、センスのよさが感じられます。
そして、とにかくサービスが素晴らしい。
やっぱりビュッフェとは違うのね・・・(苦笑)。
次に、お茶したのは東京駅・大丸の4階にあるLe Salon Cafe FLOです。
ボワシエと迷った挙句の選択です。
時間が遅かったこともあり、ボワシエには殆どケーキが残っていませんでした。
なので、FLOへ。
二ボーズというケーキをオーダーすると、ゴージャスなデセール仕立てでサービスされました。
ケーキはレアチーズケーキとショートケーキを足して2で割り、タルト風に組み立てたものという感じでしょうか。
とても食べやすく、この大きさはかつてのカフェバー全盛期のイタトマ(イタリアントマト)のケーキを思わせるものでした。
そう、あの銀紙で包まれたアメリカンケーキの走りです。
お店の雰囲気はデパートの中なのに静かでゆったりとくつろげ、落ち着きます。
照明の感じやお店の作りも、ちょっと疲れたりしていたら睡魔が好んで寄ってきそうな心地よさ(笑)。
ところで、このFLO。
HPではサロンカフェ一号店とあります。
以前表参道にもあったような、そして、一時期ケーキビュッフェをやっていたような・・・
という記憶の元、検索するも、今は無い!
しかも、すかいらーくグループだったとは知りませんでした。
時代は変わってるのですね。
当たり前だけど。
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