今日はベーシッククラスの体験レッスンがありました。
共立てのバター入りスポンジ、ジェノワーズの実習です。
ここのところ、ポツポツと需要のある、このベーシッククラスのジェノワーズ作り。
お菓子作りの基本でありながら、失敗が怖くて挑戦したことがないとおっしゃる方が実は意外と多いようです。
確かにスポンジはシンプルで簡単そうに見えて、奥が深い。
その昔、私が師事していた大先生でさえ、何十年スポンジを焼いてきても、未だ自分で完全に納得いくスポンジが焼けたことは少ないとおっしゃっていましたっけ。
それほど、実は難しい生地なのかもしれません。
シューにせよ、スポンジにせよ、シンプルなものほど、生地自体の状態はわかりやすく、微妙なキメの細かさや焼具合などが如実に現れるのでしょう。
本日ご体験いただいた方も、スポンジ作りは初体験でいらっしゃるとのこと。
うまく焼けるのかとても不安ですとおっしゃっていましたが、非常に飲み込みがお早く、泡立てやヘラの使い方、さらに混ぜるなど一連の工程を、手際よく作業なさっていました。
もちろん、焼きあがった生地もいい具合。
もし自分が初めて作ったスポンジがこんな風だったら、間違いなく大満足だろうなぁ、笑。
万一採点させていただくとしたら、満点、“大変よく出来ました”の花のスタンプです!
これをきっかけに、お菓子作りの楽しさをもっともっと感じていただければと思います。
本日はお疲れさまでした。
PR