今日はレギュラークラスのレッスンでした。
そこで、おもわぬワザ(?)を発見。
というか、教えていただいたのですが・・・。
通常オーブンの天板は側面が上がった状態、つまり、器の状態で庫内のラックに渡しますが、これを逆にして、つまり、山状にしても使えるのですねぇ。
ナ~ンだそんなことといってしまえばそれまでなのですが、今月のメニューには非常に名案。
遅ればせながら今日その方法で焼いてみたら、バッチリ。
とっても楽になりました。
今月のメニューはシュー生地を棒状に絞って焼く工程があります。
その際、オーブンペーパーの下に定規を入れ、透けて見える定規の上に沿って絞っていただいています。
ところが、その定規が天板よりも長いため、天板においたままの状態では、下に定規を入れることができません。
なので、一旦天板を裏返して山形にし、その上で上記の方法で絞ったあと、天板を通常通り深さのある器状にひっくり返して、そこに、オーブンペーパーごと移動し、オーブンに入れていました。
今日もその方法で焼こうと、まずは裏返しにした天板の上で絞って焼いていただくよう説明をしていたところ、
「あ、今日は天板、逆にして焼くんですね。」と生徒さんの発言。
瞬間、「え?」と状況が把握できませんでしたが、訂正し説明するも、実はこの移動するという作業、2人がかりで結構面倒ではありました。
もし天板を裏返したままセット出来るなら、わざわざオーブンペーパーを移動させなくてすむし、楽かも!?と、ご提案どおり、セットしてみると・・・これが全く問題なく、いい感じ。
そうなんです、天板はなにも必ずしも窪んでいる方を下にしなくても、モノによって使い分ければよかったのですねぇ。
何十年もオーブンを使い続けていますが、そんな発想、全く考えもつきませんでした。
複数の人数でなにかをやると、色々な考えがあって、学ぶことは多いですが、今日も貴重なアイデアを頂きました。
“三人寄れば文殊の知恵”とはまさにこのこと。
ありがとうございました!
気付いていないけれど、他にもまだまだこんなやり方もあるよ~っていうこと、たくさんあるのでしょうね。
ちなみに、ご本人曰く、単なるボケた発言だったのですが・・・とのことですが、とんでもない、素晴らしいアイデアでしたよ~。
もちろん、焼きあがったシューも通常通りしっかりきれいに上がっていました。
次回も新発見楽しみにしていますので、よろしくお願いします!
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