今日はまたまた雨。
しかもかなりの荒れ模様といった感じですね。
さて、ここのところ、“バターを使わずしてバターケーキを作る”ことを試みています。
先日も書いたとおり、バターが店頭からきれいさっぱり消えて、今後の入荷も相変らず見通しが付かない様子。
そんな中、昨日一件だけ、ホテル用発酵バターというとてもカワイイサイズのものが数個売られているのを発見!
今やそれでも十分ありがたいことですが、さすがにお教室で使っていくとなると厳しいものがあります。
なので、バターはしばらくないものとしてレシピを作っていかねばなりません。
おそらく同業者の方々はみなさん大変なご苦労をなさっていることでしょう。
というわけでバターに代わる様々な油脂、マーガリンやら、サラダオイル各種等といったこれまで使わなかったような素材を使い、“バターケーキ”ならぬ、“ファット(油脂)ケーキ”(?)を作っています。
当たり前ですが、やはりバターを使ったものより口当たりが断然軽い。
しかも、バターだと重くなるため、あまり使いたくないベーキングパウダーを入れないと上がりにくい製法の生地でも、植物性の油脂はそれを入れずしてもそれなりに焼き上がります。
しかもお味はあっさり。
印象としては蒸しパンっぽい、かな。
バターの風味に慣れていると、やや物足りない感は否めませんが、これはこれでまんざらではない感じです。
これまで私が学んできたお教室や講習会ではどちらかというと欧米のポピュラーな?というか正統派?のレシピで作ることが多く、油脂はバターが殆ど。
そのバターを発酵にするか、有塩にするかという変化はありましたが、植物性油脂を利用するというのはかなり稀。
しかし、ヘルシーをテーマにしたものやマクロビなどのお料理では、こういった植物性のオイルでのレシピをよく見かけますよね。
自分自身も、例えばフレンチならクリームやバターをしっかり使ったものと、わりとオーソドックスなお料理やお菓子が好みなので、今までそういうレシピはあまり経験がありませんでした。
でも、これを機会に色々取り入れてみるのも面白いかもしれないですね。
ということは、今度牛乳がなくなったら、豆乳・・・でしょうか。
それにしても“ファットケーキ”というネーミング。
なんだかとてもじゃないけれど、おいしそうには聞こえませんよね。
しかも、健康に悪そう。
本当はヘルシーなはずなのですが(苦笑)。
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