もう随分前にこのブログでも報告した旧家の解体ですが、実はまだ終わっていません。
終わっていないどころか、まだ取り掛かってもいません。
解体って、思いのほか大変です。
家の中の片づけから、電気、ガス、水道、電話諸々の停止の手続きや工事、ご近所への説明、そして、なんといっても解体業者探し。
実はコレが本当に手間取りました。
決めるのも結構かかりましたが、その後もまた次々問題発生。
途中投げ出したくなりましたが、ここに来て、ようやく目処がつき、いよいよ来週から作業開始、の“ハズ”です。
家作りほどではなかったものの、壊す方も壊すこと自体が決定してから取り掛かるまで2ヶ月以上。
本当に家に関することって単純ではないのだなと実感しています。
まぁまだ始まっていないので、これからも色々と起こりそうですが(苦笑)。
ということで、今週は最後の最後の荷物整理をしています。
もうほぼ持ち出すものは無いのですが、それでもまだ少しだけ残してきたものを、本当に廃棄処分してしまっていいのか確認しています(苦笑)。
特にその中でも1つだけどうしても気にかかっているものがありました。
それはソファです。
それもかなりのビッグサイズ、しかもボロボロ。
なのですが、おそらくモノはとてもいいもので、手を入れればそれなりに見栄えもするしまだ使えそうな感じ。
そんなことをなんとなく思ってはいたものの、一度リサイクル業者の方に下見をしていただいた時、引き取り不可といわれていたため、もうそれっきり諦めていました。
ところが、この最後の最後という段階に来て、諦め切れなかった母が、なんと、別の中古家具やさんに下見をお願いしていたのでした。
「持って行ってくれるかどうかはわからないけれど、捨てられてしまうよりは、誰かが使ってくれるといいなと思って。」
私も同感。
全く親子揃ってもったいない病(苦笑)。
遺伝か!?
今日の午前中にその面談(?)があるということで、午後行ってみると・・・
なんと無くなっていました。
どうやら合格したようです。
よかった。
帰りにその里子に出した先のショップを覗いてみると、ありましたありました。
それも堂々とお店のど真ん中にディスプレイされているではありませんか。
うれし~い。
通りからもよく見えます。
ついつい私もふらりと店内に入り、お客さんのフリをしてソファをチェック。
さっき入荷(笑)したばかりだからか、まだプライスは付いていませんでした。
ずらっと並べられたほかのおしゃれな中古家具に囲まれて、我が家のソファも幸せそう・・・(たぶん)。
ここで誰かいい人に見初められて、もっともっと頑張って欲しいなぁ。
自分の愛着のあるものが店頭に並ぶって、なんとなく複雑です。
嬉しいのだけど、反面ちょっと寂しいような。
そんなことを思いつつ、お店を後にしました。
幸せになるんだよ~。
って、元々は私が購入したのではなく、旧家の前の持ち主さんが置いていった物なのですけれどね。
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