昨晩、怖い夢を見ました。
大地震の夢です。
4,50階建ての高層ビルのちょうど真ん中あたりのフロアにある友人宅に、数人でお邪魔しているという設定。
そこに、突然物凄い地響きとともに大きな揺れが来て、皆でなに?なに?と不思議がります。
最初地震だということに気づかないのですが、ふと窓の外を見ると、遠くに見える同じ高層ビルや木が、傾いています。
その傾いた景色の傾斜がどんどんきつくなり、そこでやっと自分たちのビルが折れて下に倒れていくのだという事を自覚します。
その時点でお互い、もうこれで終わりだね、私たち死んじゃうんだねと確認し合いどうすることもできないまま地面に到達するのを待つ状態。
でも、意外なことにこのときも、地震というよりかは、ジェットコースターに乗っている感覚で、建物が崩れているという感じはしないのです。
そのまま、凄い音とともに地面にたたきつけられますが、なぜか、誰も傷1つなくその建物から脱出します。
今考えるととても不自然なのですが、その時もまだ夢だと気づかず、奇跡的に助かったと皆で励ましあいながら、避難できそうな場所を探しに向かいます。
ところがその途中またすさまじい地響きとともに、まるで船に乗っているかのような大きな揺れが起こります。
体験したことのないゆれ方で、もしかしてこれは地震ではないのでは?と逃げ惑いながらも、なぜか推測したりして会話しています。
余裕ありそうなのですが、心理的にはかなり恐怖感いっぱい。
そして次からがまたありえないくらいラッキーなのですが、ふとみると目の前に大きな広場。
広場といっても、イメージとしては工事現場。
土砂が積んであって、やたらだだっ広い場所です。
そこで、これは地割れさえしなければなんとか生き延びられるかも、と一筋の光が見え始め・・・とここで夢が終わります。
結局最後の最後まで、“これは夢だ”と自覚しませんでしたが、不思議かつとても怖い夢でした。
今思えば、そのどれもがとっ~ても不自然なのですけれどね~(苦笑)。
まぁ、連日中国の地震の様子を目にしているため、こんな夢を見たのかもしれませんが、自分の中では、地震というよりはあのN.Y.の9.11テロ事件に遭遇したような感覚に近いのです。
あの、ワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んだとき、そして、その後ビルが折れて倒れる様子、これがあまりに衝撃が強くて、居合わせたわけでもないのに、いまだに震えが来ます。
そして、実はもうひとつ心当たりが。
先月見た映画、その影響が大きいのかもしれません。
「クローバー・フィールド」というドキュメンタリータッチのフィクションで、なんだかわからない化け物が現れて街中パニックに陥るというもの。
この映画をご覧になった方はお分かりになると思うのですが、映像が通常の映画と明らかに異なっています。
まさに、素人が家庭用ビデオで日常を撮るという感じで、手ぶれあり、ピンボケあり、ズームありと、かなり見難いもの。
ですが、これがパニック状況をより一層リアルにし、なんともいえない恐怖感を演出します。
そう、かつて話題になった「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」という映画の手法に似ているかもしれません。
エンターテイメントというより、とにかく臨場感一杯の映画です。
これがどこか脳裏に焼きついていて、フラッシュバックしたのかもしれません。
いづれにしても、大地震、怖いです。
そろそろ東京にも、といわれ続けて久しいですが、天災は忘れた頃にやってくる、とも言いますし、いつ来てもいいように心構えは必要ですよね。
あー正夢にならなければいいのですが・・・。
初夢でいい夢をみたら話さないほうがいいけれど、悪い夢なら話したほうがよいといううわさを思い出し、初夢ではないけれどここで話しちゃいました!
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