1913年、フランスのブルターニュで誕生したブーランジュリー。
関東では大丸東京店に出店しています。
日本のお店では“めんたいフランス”が有名のようですが、すでに売り切れ。
よって、今回はハード系のミモレット、ガーリックフランス、そして、デニッシュのショーソポンムと3種類のパンを購入。
こちらでは親切に、商品の紹介とおいしい食べ方が載っているミニパンフレットを配布しています。
もちろん、そのサービスは素晴らしいのですが、それ以上に、私はこのパンフのつくりに感動してしまいました。
写真にあるように、一見、手のひらサイズのごく普通の小冊子。
ところが、ページをめくると一ページが2重になっています。
ん?裏もあるの?とめくるも、複雑な作り。
仕方が無いので、ページを引っ張って浮かして裏を見てみると、写真の一部。
どうなっているの?
と、解体すると・・・
なんと、一枚のA4の紙です!
それの中央に切り込みをいれ、上手に折って、冊子にしてあるのですねぇ。
単純に折って冊子状にしたのは見たことがありましたが、切込みまで入っているのは初。
痛く感動していた私の横で家族が、
「それ、よくあるやり方だよ。」と一言。
そうなのぉ?
知りませんでした。
考えるものですね。
そういえば、かつて紙幣を折って、印刷された人物をいろいろなバージョンに変装させる、っていうの流行りましたよね。
折り方の本まで出てましたっけ。
私は挑戦したことは無いのですが、何人かの生徒さんがお持ちで、ねだって1つだけ交換していただいたことがあります。
もちろん今でもお守りのように大切に保管してありますよ~。
その名も、“ダイバー野口”!
折り紙っていろいろな可能性があるのですね。
・・・と、肝心なパンについて。
ショーソンポンムは、大好きなパンの1つですが、こちらのものもメゾンカイザーに劣らないほど、バターたっぷりのとてもリッチなお味。
フィリングのりんごのコンポートはしっかりとあめ色に焼きこんであって、タルトタタンを思わせます。
欲を言えば、ダノワーズ・アブリコが一番食べてみたかったのですが、今回は残念なことに売り切れ。
めんたいフランスとともに次回のお楽しみにしましょうか。
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