先週末は敬老の日。
残念ながら、私にはすでにすべての祖父祖母が生存していないので、家族のイベントとしては縁がないことと思っていました。
が、今や、わが父母がおじいちゃん、おばあちゃん。
娘の私が“敬老”を祝うとお互い違和感がありますが、孫にとってはれっきとした敬老です。
そんなわけで、例によって姪と甥がやってきて皆でお祝いをしました。
秋という時節柄、栗を使ったショートケーキを作りました。
折角ですから生の栗から下ごしらえ!といきたいところでしたが、時間的に厳しかったので、マロンクリームと甘栗を使用。
マロンの加工品はピュレ、ペースト、クリームなど様々なものがあります。
一般にピュレは栗をそのままつぶしピュレ状にしたもので、砂糖、香料は添加されていません。
ペーストはバニラと砂糖が加わり、ポソっとしたちょっと固めのいわば栗餡、に近いもの。
最後のクリームはペーストよりややゆるい感じで滑らかな口当たりのタイプ。
トロッしていて、ペーストよりちょっとシロップが多めなのかなぁという感じです。
今回は以前生徒さんにいただいたフランス土産のクリームがあったので、それを使うことに。
モンブランのクリームは通常ペーストで作ることが多く、しっかり栗~という味わいですが、それに比べ、私の中でクリームは栗の味がやや控えめな印象でした。
いつも見慣れていたのは缶入りでしたが、これは珍しくチューブです。
なんだか幼少期、駄菓子屋さんで売っていたチョコレート(?)を思い出します。
今思えば、パフェ等にかかっているシロップのようなものでしたが、まだあるのかな・・・懐かしい~。
仕上げは生クリームにこのクリームを加え、モンブランの口金でデコレーション。
やはり、ペーストに比べると色が薄く、ビジュアル的にもインパクトが薄いです。
見た目どおり、味も薄いのかなと心配していましたが・・・
いやいや決してそんなことはなく、しっかり栗の味が口いっぱいに広がりおいしい!
それに、ショートケーキなら、実はこのくらいの色合いの方が重過ぎなくて、見た目的にもバランスがいいのかもしれませんね。
この時期栗のお菓子をいただくと、あぁ、秋が来たなぁとしみじみ感じます。
まぁ、旬の栗を使ったわけではないので、一年中、このマロンのお菓子は作れるし、食べられるのですけれどね(苦笑)。
ちなみに、デコレーションはいつもどおり姪作。
最近、すっかり姪日記と化しているこのブログ。
親バカならぬ“叔母バカ”な私・・・。
そうそう、メッセージを書いたと言っていたけれど今度はなんて書いてあるのかな・・・
“いつも有がとう”
う~ん、普通 “ありがとう”ですよね!?
しかもこれじゃぁ、“あがとう”だし・・・。
期待を裏切らないなかなかユニークな姪です(笑)。
次回が楽しみ。
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