先日購入したル・パティシェ・ヨコヤマさんのケーキレポです。
まず一つ目はプティ・フレーズ。
いわゆるナポレオンパイといわれる、苺とカスタードと生クリームを組み合わせたミルフィーユです。
持ち帰るのに、振動があったせいか崩れてしまい、写真がイマイチですが、お味のほうはさすがです。
湿気やすいパイも、カラメルがコートされているからなのか、サクサク。
しかも、そのカラメルのほろ苦い甘さがとても重要なアクセントになっています。
そして、苺が美味しい。
うっすらナパージュがかかっているようですが、それがとてもフルーティで、苺のおいしさを見事に引き出しています。
カスタードもさほど量は多くないものの、全体的なバランスがちょうどよい感じです。
ものすごく濃厚という感じではないものの、適度なコクでとても食べやすく満足感のあるナポレオンパイです。
一方のシューはパリジャン。
岩シューにキャラメルクリームを合わせたというもの。
残念ながら岩シュー自体を頂いたことがないので比較ができませんが、シュー生地はしっかり焼きこんであるタイプ。
カラメルクリームはほのかな苦味とキャラメルの風味で食感も軽く、ミルクキャラメルのムースといったイメージ。
下にはカスタードが入っていますが、比率的にはかなり少なめ、キャラメルクリームが大部分を占めています。
第一印象は大きい~。
最近小ぶりのシューが多い中、こちらのシューは結構なボリュームです。
シューのサイズもさることながら、中に詰まったクリームも、大サービスといった感じで、ぎっしり詰まっています。
クリーム好きにはたまらないシュー。
そして、やはりこちらもコストパフォーマンスが高いという印象を受けました。
最近ケーキの価格は500円前後が相場ですが、今回のプティ・フレーズが395円、パリジャンが320円と、このお味とこのサイズではオトクな感じです。
場所柄あまり価格設定が高いと厳しいのかもしれませんが、買いやすい価格で、ここまでのお味のものがいただけるのはとてもうれしいです。
焼き菓子はこちらの2種。
一つ目はアンジェ。
パウンドの間にホワイトチョコレートのクリームがサンドしてあるもの。
ですが、パウンドというよりは、ジェノワーズといったほうがイメージしやすいかも。
相当フワフワ、しっとりです。
通常のパウンドと思って手に取ると、あまりの柔らかさに違和感が。
口に入れると溶けるような軽さで、あっという間になくなってしまいます。
本当に美味しい~。
2つ目は谷津干潟のたまご。
これは、フィナンシェ、なのでしょうか。
ベビーカステラを思わせる、一口サイズのかわいい卵形。
こちらもやはり一般的なフィナンシェと比べると、ふっくらした感じ。
軽いけれど、甘さはしっかりとあります。
全般的に、通好みというよりは、誰もが食べやすく美味しいと感じる、ファン層の広そうなお味と造りという印象を受けました。
さらに、とても素晴らしいと思ったのが、接客。
まず、オーダーすると名前を尋ねられます。
そして、梱包等の用意ができると、名前を呼ばれ、精算後はドアのところまで商品を持ってきて見送ってくださいます。
しかも、店内はかなり混雑しており、皆さんとても忙しそう。
そういう状況下での丁寧な接客はかなりの好印象です。
お味も良くて、価格が適正で、なおかつ接客等のサービスも行き届いているって、すごいですよね。
またしてもステキなお店に出会えてよかった!
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