今日は風が強く、体感温度も低かったですね。
すっかり春の格好で自転車に乗って出かけたら、夕方寒さに震え上がって帰宅しました。
さて、以前もこのブログに書いたように、ここ数ヶ月、すっかり読書にはまっています。
ジャンルはミステリー、ホラー限定。
新刊ではなく、既刊のものを適当に読み漁っています。
とはいえ、毎回期待して手に取るも、これはスゴイ!っていう作品にめぐり合うのはそれほど多くはありません。
映画しかり、ドラマしかり。
そんな中で、ここのところ私的ツボにはまったのが、今邑彩という作家さんです。
まず、読みやすい。
そして、長編が多い。
なにより、作品の多くは、犯人が必ず最初から登場している人物の中に存在し、しかもそれが意外な人だったりする。
そのほか、設定が難しい環境だったり、登場人物がやたら多かったりすると、頭の中がこんがらがって、途中から、ダメだこりゃって感じになってしまうのですが、彼女の作品はそういうことが少ないように思います。
多い時はきちんと相関図を書いてくださるし・・・笑。
卍の殺人、金雀枝荘の殺人、時鐘館の殺人、七人の中にいるなど、まだ4作くらいしか読んでいないものの、一番最近に読んだ、1994年刊行の「七人の中にいる」は、文庫本で470ページとそこそこの長編でありながら、一気に読めてしまいます。
というか、先が気になって仕方がないのと、中だるみのようなものがなく、話の区切りがないので、止まらないのですよね。
そして意外な結末にまたワクワク・・・。
他には雫井脩介の火の粉、貴志祐介の黒い家、新津きよみの流転あたりも、個人的に面白いと感じた作品でした。
この辺りは既にテレビドラマ化されているものもあるよう。
何冊かに一冊でも、こうして、わぁ面白かった~と感じるものに出会えると、またまた読書熱が一気に上昇してしまいますねぇ。
皆さんもこれはオススメ、という作品がありましたら、是非ともご紹介いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!
PR