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8 Presents 通信

お教室でのお話、スウィーツのお話、主宰者の日常や思ったことなどについて書いています。

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思い出の“クラシックなのに斬新!”なレストラン

2008/06/29(Sun)04:01

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昨晩は久しぶりに芝公園にあるフレンチレストラン、クレッセントに行きました。
ここは思い出のレストランで、数年に一度訪れます。

今回も何年ぶりかにお邪魔。

クラシックで重厚なたたずまいは、改装しても変わりません。

いつ伺っても素敵です。

そして、今日はなんともラッキーなことに、メインダイニングルームの空調が調子悪いとのことで、個室に通されました。
お部屋の名前は“woodpecker room”。
ヨーロッパの古いホテルの客室といった趣です。

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お料理はシェフのお任せコース1つのみ。

個室だったのをいいことに、失礼してまたまたお料理の写真をたくさん撮らせていただきました。

どれもおいしかったですが、個人的には最初のトマトのコンプレッションと、最後のフォンダンショコラが特に好みでした。

トマトのコンプレッションはトマトのジュレと細かく刻んだたまねぎなどの野菜をゼリー寄せのようにしてあるのですが、ほのかに香るチェリーに似た独特の香りが印象的。
小さいながらもパンチのあるお料理でした。

そして、フォンダンショコラは、とにかくチョコレートが濃い!
外側はカリッとサクッとなんともいえない食感、中身は濃厚な温かいチョコレート溶け出します。
その割合が絶妙で、さすがです。

さらに、何より驚いたのは、フォンダンショコラに添えられた真っ白なソルベ。
さぁ、これは何のソルベでしょう?

正解は、な、なんと、コーヒーです。

白いコーヒー!?
思わずお店の方に訊ねると・・・
コーヒー豆を一日牛乳に漬け込み、その香りが牛乳に移ったところでソルベを作るそうです。
なので、コーヒー風味の牛乳のソルベ、ということになります。

これには驚き。

最近、本来白くないものを品種改良などで白く作られていたりするので、これも品種改良か何かで新たに作られたコーヒー豆を使ったものかと思ってしまいました。

そう言われれば確かにコーヒーの香りはすれど、味はしない、かな。

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食後のコーヒーとともに出てきたのはマカロン2種とアマンドショコラ、そして羽根つきの羽根?
いえいえ、これもまた変わった食材。
なんと、トマトなのだそうです。

これこそ、品種改良されたもので、ほおずきとトマトを掛け合わせて作った新種の野菜だとか。
そのままだと酸味が強いので、こちらではうすーく飴がけをし、出していらっしゃるそうです。
確かにトマトとしてはやや酸っぱいですが、甘い飴がパリッと割れて口の中で交わり、ちょうどいい具合です。
味はパッションフルーツ?に似ているかなと思いました。

忘れてはならないパンは、周りにケシの実がまぶされたというちょっと変わったクロワッサン(右)。
通常のものとは異なり、かなりあっさりです。

そして、後ろに見えるは、今貴重な“無塩の発酵バター”!
しかもかなりの量です。
久しぶりに口にしましたが、やっぱりおいしい~。

持って帰りたいという欲望をグッとこらえ、その場で完食いたしました。

大満足。

それにしても、たたずまいはずっと変わらないのに、お料理は中々斬新。
その意外性に驚かされたディナーのひと時でした。

de5e0497.jpg 帰りはそのまま車を飛ばして、近くの東京タワーへ。

結構な観光客に驚き。
まだ観光地なのですねぇ。
そういう自分もですが。

折角なので皆と同じように記念撮影(苦笑)。




じつは昼間ちょっとショックなことがあり、複雑な面持ちで出かけましたが・・・
いろいろと発見のある充実した夜を満喫することができました!
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No.227|レストランComment(0)Trackback

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