“滑らかな面を生かして”
これは本日のレッスンで追加されたシュトゥルーデル生地のポイントです。
これだけではなんだかさっぱりわかりませんね、苦笑。
生地を仕込み、ねかせる時、生地の滑らかな面を表にし、表面にサラダオイルをコートし、ねかせます。
パンをなさっている方はイメージしやすいかと思いますが、発酵前の丸めに近い状態です。
その後ねかせ終わって伸ばすとき、この滑らかな面を壊さずに、そのまま伸ばしていくときれいにうまく伸びてくれます。
これが、下にしておいた綴じ目の部分を伸ばそうとしたり、滑らかな部分を手でグチャッとしたり、傷をつけてしまうと、生地も切れやすくなって思うように伸びてくれません。
本日のレッスンでも、一枚目、生地の扱いに慣れていらっしゃらなかったこともあり、やや手で生地をいじってしまわれたのか、ほとんど伸びないうちに切れ始めてしまうということがありました。
生地自体が最初からつぎはぎの様な状態というとなんとなく状態が伝わるでしょうか。
二枚目はそれを教訓に、表面の滑らかな面を生かして伸ばしていただきました。
すると、一枚目の2~3倍近いサイズにまで広がり、きちんとカバーOK。
焼成後もきれいに仕上がりました。
皆様には馴染みのない生地ということもありますが、毎回いろいろな事態が発生するシュトゥルーデル。
やはり深いです。
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