先週から我が家のおてんば娘(犬)の訓練を再開しました。
実は昨年、ネットで見つけた訓練士さんにお願いしていたのですが、なぜか訓練を始めて2ヶ月位したら何の音沙汰もなく音信不通になってしまい、そのまま中断。
どうしたらよいかと途方にくれてはいたものの、ごくごく最低限の“引っ張らない”“横に付いて歩く”などが出来るようになっていたので、なんとなくそのまま放置していました。
若干、無駄吠えや場合によって他の犬に吠えてかかるなどの問題行動は見られたものの、なんとか自分たちで抑制できる程度ではあったのでこのままいけるかなと。
ところが、先日このブログでも書いたとおり、すれ違ったよそ様のワンちゃんに凄い剣幕で吠えてかかった上、私自身も抑えるタイミングが遅く数メーターほど引きづられて指を怪我、という例の事件が起こったのです。
そこで、私のみならず、年老いた両親がもし同じような状況に遭遇したらと考えたら怖くなり、再び探し始めていたところ、たまたまお教室の生徒さんにトレーナーをつけていらっしゃる方がいらして、紹介していただいたのです。
前の訓練士さんも同様のことをおっしゃっていましたが、犬のしつけというのは実は飼い主のしつけ、および飼い主と犬のパートナーシップを気づくことなのだそうです。
それがきちんと出来さえすれば殆どの問題行動は解決するのだそう。
犬をほめるとき、そのほめた気持ちが犬自身にきちんと伝わっているかどうか。
また、叱るときも、こちらが怒っているという感情を犬が理解しているかどうか。
これらをクリアしていないと、こちらがいくらほめたり叱ったりしても、すべて骨折り損ということだそうです。
実はこれが中々難しいのです。
今日も訓練士さんの監視の下、犬を叱ったりほめたりということをしたのですが、出来ているようで出来ていないようで・・・。
また、リードの引っ張り方も重要で、引っ張るタイミングや首にかかる位置などが少しでもずれると、何の意味も成さないのだそうです。
リードもコツをつかまずして引っ張っても、やはり大型犬の場合は女性ではあっさり引きづられてしまいます。
ところが、しっかりとポイントを抑えれば、それほど力を使わずとも一箇所に相当量の力がかかり、犬にもそれが伝わり、きちんと抑制することができるのだとか。
ということで、今日はリードの引っ張り方を練習するため、木にリードをかけ、その木を犬と仮定し、引く練習をしました。
おそらく傍から見たら、何かスポーツの練習に見えたでしょう。
犬ではなく木を相手に、両手でリードを引くしぐさを何度も何度も繰り返し、さらには、「手だけでなく、ハイ、腰を入れてリズムよく!」
なんて掛け声の下指導されているのですから(笑)。
テニスかゴルフの素振りか!?
しかも、これをあと数回でマスターしてください、なんて、犬ではなく私に課題が出てます~。
肝心な犬は脇でキョトンとしてるし。
あなたのことなのよ~お願いだからちゃんと協力してね!
私、付いていけるのでしょうか・・・ちょっと不安になってきました。
でも、一方で、先生のお言葉を聞きつつ、お菓子作りにも似ていたりするのかなぁなんて、ふと思ったり。
だってあわ立てだって、慣れないと無駄な力を使ってとても疲れたり手が痛くなりますが、コツがつかめてくると、適当に力を抜きつつ、肝心なところできちんと力を発揮できたりしますから。
これはホント、犬の訓練ならぬ、飼い主の訓練ですねぇ。
ここのところ、習い事からすっかり遠のいていましたが、久しぶりに真剣に取り組む“習い事”になりそうです、しかも週2で・・・(苦笑)。
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